265話 ページ26
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「沖田コノヤロー!!」
沖田「なんでィうるせェな」
「アンタ私のケーキ食べたでしょ!?」
始末書を書き終えたら食べるつもりだった私の愛しいケーキ達が冷蔵庫から姿を消していたのを見て、すぐに沖田の部屋まで走った。
どうやら沖田は寝ていたらしく、アイマスクをだるそうに額へ上げた。
沖田「ケーキなんて食ってやせんよ?」
「じゃあアンタからなんでこんなに甘い匂いがするのかな?」
沖田「俺は元々甘い匂いですぜ」
「何それ気持ち悪い」
沖田「おい気持ち悪いってなんでィ」
「・・・ったく、同じの奢ってよ?」とデコピンをしてその場を去ろうとする。
我ながら優しくて素晴らしいと思う。
沖田「俺じゃねェですって。山崎が食ってやしたよ?」
山崎「・・・えぇっ?」
たまたま通りかかった山崎に罪を擦り付けて知らん顔をするのでデコピンをもう1発。
「俺は食べてませんからね!」と言って山崎はその場を去ったが、「山崎の奴、俺に罪を被せやがって・・・」と被害者ヅラをし始める。
なので今度は額へと上げられたアイマスクを精一杯引っ張り離す。勢いよくバチンといい音が鳴り「いっ」と声を上げる沖田に、再び満足。
沖田「Aさん最近俺でストレス発散しようとしてやすよね」
「えー何のことかなぁ、私知らなーい」
沖田「ずりぃ顔」
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上履き - 何回読んでも飽きません!めちゃくちゃ好きです! (2022年3月18日 11時) (レス) id: 5e0589f170 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 七さん» はじめまして!とっても嬉しいです、コメントありがとうございます(;;)(;;)最新巻で待ってます!!頑張りますね!! (2019年6月19日 19時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
七 - はじめまして!!この小説とても面白いです!早く、86にたどり着けるようにガンガン読んでいきます!!wこれからも頑張ってください! (2019年6月19日 16時) (レス) id: 5d7ac913bd (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 茎ワカメさん» 見逃しただけかもしれないのですが、2回ほど最後まで見ましたが見つかりませんでした……。何話にいるか教えてくださいませんか?すみません。 (2017年5月5日 20時) (レス) id: 725743dc16 (このIDを非表示/違反報告)
茎ワカメ - あw言い忘れてましたけど!めっちゃ面白いです!ただ神谷って名前だったのに佐野って誰なんだろうと思って (2017年5月4日 12時) (レス) id: ea8ace9bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年3月11日 1時