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♯.31 ページ34

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ピーッ




烏野12点、音駒9点のとこで音駒がタイムアウトをとった



まあ、日向と飛雄のことだと思うけど、


音駒の猫背セッター君がよく観察していたから捕まえられるのも時間の問題かな?




そう思っていると









「あー!Aさん!」









日向の大きな声が会場に響く



ちょ、遅刻してきた身だからあまり注目されたくないんだけど…




と思ったらすぐに音駒の変態と目が合うのでとりあえず逸らしておく









「A、もしかして寝坊か?」





「澤村笑うなし…、てか、誰も起こしてくれないのは酷いかんね!



飛雄!あんたは起こしにきなよ!」





「…いや、てっきり起きてるのかと」









絶対嘘だ。



こいつはただ単にめんどかっただけだろ









「…Aを1人置き去りにするのはひどいと思う」





「きーちゃん…!


さすが分かってるね!!」




「潔子さんがきーちゃん呼びっ?!


俺もぜひ、きーちゃんと」





「Aだけだからダメ」





「ガーン!!」









あのさ、と上の階から日向と影山に声をかけると頭に?を浮かべ、こっちを見てくる二人









「日向はきっと…、ううん、絶対にあのすばしっこい子に捕まる



その時は、どうするの?」





「!…その時は、」









言葉に詰まった日向



まあいいの、成長に伴ってついてくるのは乗り越えなきゃいけない壁だ



世の中には人握りの天才しかいない


それ以外はみんな努力を惜しまない奴ら









「まあ、無理にとは言わないけどさ



今やってるその変人速攻?ってのはさ



初めてのやつには通用するけど、そのあとは慣れてしまってだめになる




常に進化していかなきゃいけない」









そこで重要なのが



目線を日向から外して飛雄に向ける









「あんただよ、飛雄」









スッと軽く人差し指を向ける


ビクッと肩を揺らしたが、何をすればよいかわからないという顔をしていた









「まあ、今はわからなくてもいいさ

この音駒戦は君らの自由にして


んで、反省点を出していけばいい





ただ、飛雄。


攻撃の主導権を握っているのはあくまでも日向であり、お前じゃない


それを覚えといて」







「?ハイっす」









攻撃の主導権は俺だってよ



うるせぇボケェっ!!



と騒いてる彼ら


まあ、これは彼等にとっても烏野にとっても大きな課題となるだろうな







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橄欖(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(*^^*)がんばります! (2016年8月1日 19時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです!頑張ってください! (2016年7月31日 9時) (レス) id: e3e04d5402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 x他1人 | 作成日時:2016年7月25日 9時

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