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♯.21 ページ21

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「うはっ


久々のマイ高校な気がする




あなた達のトップ、生徒会長様が帰還なされましたよーっと…






うわあっ?!」









久々に我が校の校章を見たあと、体育館に入ろうと手をかけると




私の真横の壁にボールがすごい勢いで叩きつけられていたのですが







ドッドッとすごい速さで鳴る心臓を手で押さえつける






え、何今の。



すごい勢いでバレーボールに壁ドン的なのをやられたんだけど









「おそい」









「貴様か、貴様なのか、わかよ




久々にあったというのに大層なご挨拶じゃないか




よぉしっ、今日はみんなが来るまで一対一でスパイクの練習じゃぼけ」









「一対一でどうやってスパイクの練習なんかするんだ?」









「…もうお前黙れ」









ねえねえねえねえねえねえ、



うちのエース様は何なの?






会話的に対人パスって思ってくれていいじゃない!




てか、わざと部活始まる1時間前に来たのにこの仕打ちはなにっ?!



あんた何時に来てんの?









「…ふん、



この、やろうっ!」








「?なんか今のは強めだったな



取れないことはないがパスを続けたいならもう少しコントロールに気をつけたほうがいいと思うぞ」








「クソ腹立つ!




真顔で拾ってんじゃねぇよ




もうちょっと取りにくいなあ、的な反応ぐらいしてみなさい、よ!」









対人パスだけど、初っ端からジャンフロをかましてやったがあっさり取られ



また上がってきたので強めに打ってもまた取られた









「お前のは十分強い



それは俺が保証してやる」








「なっ、




…あ」








「?らしくないな、



お前がミスるなんて」









「〜っ、





誰のせいだとっ」









駄目だ、こいつと話していると調子が狂う




それに腹が立つ。






早くみんな来ないかなー、

なんて。




みんなが来たら来たでマネージャーの仕事に移らないといけないから


それはそれで面倒なのだが




まあ、準備終わったら練習入れてくれるし、



監督はそれにも納得してくれている








練習に入りながら、ちゃんと選手の情報を集めれば問題無い、とのことだ






そんなの、みんなの生徒会長Aちゃんなら容易いことだ









「いった!?」





「あ、悪い」





「もうすぐで顔面だったぞ?!」









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橄欖(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(*^^*)がんばります! (2016年8月1日 19時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです!頑張ってください! (2016年7月31日 9時) (レス) id: e3e04d5402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 x他1人 | 作成日時:2016年7月25日 9時

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