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あの五条先輩のプロポーズ(?)を盛大に断った翌日
私は最高にいい気分で登校していた
「七海、灰原おっはよー!」
灰 「あ、Aおはよ!」
七「今日はとても上機嫌ですね」
「あ、やっぱわかる?」
七海には、私の上機嫌さが伝わったらしい
いっつもこんなに明るく挨拶なんてしないしな
座学もしっかり寝ずに受けたし、体術も頑張った
そして迎えた昼
今日は優雅な昼食を…と考えていたところに
五 「よぉA、今日は上機嫌らしいじゃねぇか」
…また生えてきたんかこの人
「はい、とても」
五 「そりゃあよかったなァ
でもまさかお前、ほんとに俺のこと振れたとでも思ってんの?」
「…っ」
五条先輩の指がつうっとうなじに触れた
いつも彼を止めてくれる夏油先輩はここにいない
灰原と七海も任務で出払っていたのだ
「何するつもりですか」
五 「家帰ったらのお楽しみ
あんまり俺の事舐めんじゃねぇぞ」
そう言って私と距離を取り、手を振りながら帰っていった
なんだろう。嫌な予感がする
とてつもない不安感じながらも一日を過ごし
寮に帰った
お風呂に入った後1人で部屋でゆっくりしていると
突然、電話がかかってくる
「もしもし」
父 「おぉAか!元気にしとったか」
「うん、大丈夫だよ」
私は何となく察していた
父がわざわざ電話をかけてくるということはきっと何かあったってこと
父「実はな…お前の婚約が破棄された」
「えっ」
…嫌な予感がまもなく的中しそう
父 「あちらの家が五条家に脅しをくらったそうでな
お前、なにか心当たりはないか?」
「いや特には…」
ごめん今の嘘。
絶対五条先輩の仕業でしょ!
父 「もしもAに手を出したりしたら
家ごと潰すと言われたそうだ
A、傷つくようだったらごめんな」
「いや、大丈夫だよお父さん」
…本当に大好きだったのに
歳は私の2つ上で、大人びていて
たくさん好きだって言ってくれたのに
五条家の力を前にすればそうなるのも仕方ないか
いや待って
次五条先輩に会ってしまったら、私は間違いなく婚約する羽目になるじゃないか
嫌だよあんな意地悪なやつと婚約なんて
決めた、
私は明日から五条先輩を徹底的に避ける
てか先輩から逃げる
「こ、これは戦争だ…」
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稟(プロフ) - 雪マカロンさん» ありがとうございます!ほのぼの短編集だったはずがだんだんシリアスになってきました爆笑 (2021年4月3日 22時) (レス) id: be56eb441f (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!更新頑張ってください! (2021年4月3日 9時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽこ | 作成日時:2021年3月28日 1時