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〜五条side〜
任務中に少ししくじっちまったせいで、俺は見事に呪霊にやられて猫になってしまっていた
が。
｢大丈夫？シャワー熱くない？｣
目の前にあるのは
異性として気になっている後輩のムチムチボディ
この俺に媚びてこなかった珍しい女だが、中々に顔は整っている上肉付きも文句なし。
健全な高校生男子がムラムラしないはずもなく
五 ｢にゃん…(俺は今色々と大丈夫なのか？いや、身体は完全に猫だから問題ないな)｣
｢？｣
見た目が猫ってだけでAは完全に気を許しているようだった
ここまでしっかり女子高生の裸を拝ませてもらっていると逆に申し訳なくなってくるものの、仕方ない。
こんな状況は二度とないかもしれないから、しっかり目に焼き付けておこうと思う
身体は猫ながらに真剣に考えた上で
五 ｢にゃーん！｣
｢…！もう、いきなり飛びついてこないでよ！｣
思いきりAの胸の中に飛び込んでみた
俺が人間の姿でやったら確実にビンタを食らうだろう…
いや、法的に裁かれてしまうかもしれない
なのに
｢ん〜いい子いい子、いい匂いになったねぇ｣
抱っこされながら頭を撫でられてる
こいつ、中身が俺なこと忘れてないか？
甘々に可愛がられるのも正直悪くないが、男として見られていないのも気に食わない
つうかこれどうやったら人間に戻れんだよ
呪霊は傑が祓い終えていたし、時間の問題なのか
すると
｢もう遅いしそろそろ寝ようか｣
よっこいしょ、と俺を抱え直して寝室に連れていこうとするA
平均的な猫よりは確実に重いであろう俺を平気そうに抱えて歩いていることからこいつも訓練は頑張ってんだな…なんて思ったり
早く、人間の姿でAに会いてぇな
ベットまでたどり着くと
｢おいで！｣
Aが自分の布団をめくって俺を待っていた
遠慮なく入らせてもらうと
細い腕で身体が引き寄せられて、目の前にはまたも柔らかい胸元が
｢眠くなってきちゃった…、おやすみ…｣
その後すぐにAは夢の世界に旅立って行ったが
風呂上がりの高めな体温に
ほのかなシャンプーの香り…
それらを今、全て合法的に堪能してしまっている
しばらく悶々としていたものの
やっぱり前言撤回、猫最高！！！！
終わり
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稟(プロフ) - 雪マカロンさん» ありがとうございます！ほのぼの短編集だったはずがだんだんシリアスになってきました爆笑 (2021年4月3日 22時) (
レス) id: be56eb441f (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです！更新頑張ってください！ (2021年4月3日 9時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこ | 作成日時：2021年3月28日 1時
