狂 愛 教 師【おそ松】

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*









逃げろ______









「か、カラ松先輩…？

逃げろって……」









ギリッ









「A…っ……おそ…ま……ｯ」









何これ









「ねぇ、A

後悔しないって言ったよな？」









苦しい

息ができない









「後悔しないってことはこんなことされてもそう思わねぇよなぁ

だってこういう未来を選んだのはAなんだから」









私は後から紐のようなもので松野先生によって首をしめられる。

私は息ができないままそのまま松野先生の胸に倒れ抱き寄せられた。









「大丈夫だよ、Aが死んでも俺がずっと可愛がってあげる。

ふふ…反抗する姿も可愛かったけど肌が白く何も言葉を発せずただ俺の言うことを聞く君もどれだけ美しいんだろう。

あぁ、想像するだけで楽しみだ…ッ









ほらはやく」









苦しい、誰か助けて









「か…はっ……ｯぁ」









なんだろう、だんだん視界が歪んでいく。

なんだろう、この感じ。

ただ、ものすごく眠くて









「おそ…っまつ……ッ」


「心配しなくてもお前は俺が後で……ふふ…っ

あーあ、たのしみだァ」









ねぇ、松野先生。

あなたはいつからこれほどまでに狂っていたの？

なんで私はこの人を好きになったの？

私が悪かったのかな？

私が松野先生を好きにならなければ______









いや、それは関係ないんだ。

だって彼を好きでいなくても私はこうされていたんだと思う。









カラ松先輩、本当にごめんなさい。

私のせいであなたは

私はまだあなたに何も言えていないのに









ごめんなさい。

ごめんなさい。









*









「ふふ…っ、ねぇA今日は何をしようか？」









教師は生徒(人形)にそう問いかける。

けれど彼女は何も発せずただ彼に笑いかけている。









「ねぇ、A…俺寂しいよ。

…また俺に笑いかけてよ…っ怒ってよ…ねぇ」









けれど彼女はなにも反応しない。

当たり前だ。

狂った愛をもつ教師がそうさせたのだから。









「待ってて、俺もそっちに行く。」









______









「ニュースをお伝えします。

昨夜赤塚高校の元教師である松野おそ松さんが遺体で発見されました。」









Fin.

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