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*
「つ、つぎ……?」
「とぼけてるの?
ついさっきのことなのに、まぁいいや」
そして私はベッドにへと放り投げられると松野先生は狂った様に笑って私に近づく。
あまりの恐怖に私は腰が抜けて逃げることが出来なかった。
「い…やッ
こ、ないで…ッッ…こないでよォッ」
頭を抱えて目をギュッっと閉じると松野先生は私の頭を撫でた。
「こうされるの好きなんだろ?
ほら泣かないで?
顔を赤らめてよ、いつもみたいに
微笑んでよ?
ねぇ?」
違う、私はこんな松野先生好きじゃない。
「私は…嫌い…ですッ
こんなの松野先生じゃ…ッない」
「これが俺だよ?」
「ちがう…ッ
松野先生は……」
松野先生は______
「は…ッはぁ…ッ、まつ…せん……せ…は…ッッ」
松野先生の何を知っていたんだろう?
何も知らないで私は松野先生を好きだなんだと言っていた。
表の顔だけしか知らないで、好きな人のすべてを知らないで私は
「……ばかみたい…っ」
今までの私がなんて馬鹿らしいんだろう。
「…ふふ
全て忘れよ?」
全て忘れられるの?
「私…もうどうすればいいのかわからない。」
「俺に任せればいいよ、全て」
もうどうでもいいや。
何が正解なのかも分からない。
どうせここからは逃れられない、逃げればまた迷惑をかける。
カラ松先輩にも迷惑をかけてしまった。
私はもう松野先生に全てを任せればいいんだろうか?
「全部めんどくさい」
「忘れさせてあげる。」
もし本当に全てを忘れて楽しいと思えるのだろうか。
分からない、けれどどうせずっと逃れられないのなら
「うん。」
彼にすべてを任せよう______
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朱華(プロフ) - お、面白すぎる……!!応援してます!!これからも、頑張ってください! (2020年3月28日 23時) (レス) id: 14480c8e91 (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(全松girl)@低浮上気味(プロフ) - これはキャラヘイトですよね。キャラヘイトは違反で犯罪ですよ。フラグを立てたり、パスワード設定にしてください。 (2019年5月2日 12時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
つゆっぴー - 私おそ松推しで、今まで普通の恋愛などしか見ていませんでしたが、病んでれ初めて見てめちゃくちゃハマりました!おそ松の愛が嬉しくて、妄想半端なかったです!ありがとうございました! (2018年8月20日 1時) (レス) id: 502098e51a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ハッピーエンドのもほしいです! (2017年8月29日 15時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
モンちゃん - 最高な作品、ありがとうございます!! (2017年1月29日 0時) (レス) id: 9e3f92db11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maco. x他1人 | 作成日時:2016年11月6日 17時