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*
寝るときはもちろん私は違う部屋。
と言っても隣の部屋で兄さん達が騒げばすぐにわかる。
時々聞こえてくるツッコミを入れるチョロ松兄さんにドキドキしながら聞いてたりするんだ。
「……。」
カサッと開けたあの手紙。
やはり書いてある言葉は【愛してる】で気味が悪くなる。
何も書いていないため直接ここに届けてきたことがわかるが思い当たる人なんていない。
「一体誰が……」
分からないまま私はその手紙を机の中にしまった。
翌日の朝、みんながまだ起きていない時にスタバァに働きに行くため準備をしていた時の後ろからの足音。
お母さんかお父さんかと振り返らずにいると声をかけられた。
その声は…
「ちょ、チョロま…っ兄さん！」
「え、何そんな驚く？」
「だってまだこんな早い時間……」
「何か目が覚めた」
「そ、か」
顔が赤いのがバレないため私はチョロ松兄さんに背を向ける。
「ねぇ、まだ僕のこと好き？」
その質問で私は勢い良く振り返った。
でもどうすればいいかわからない私は目を泳がせている。
「ごめん、忘れて」
「もっかい寝てくる」とチョロ松兄さんは私に背を向けて寝室へと戻っていった。
1人になった瞬間悲しみがこみ上げる。
諦めようって言ったのはチョロ松兄さんなのになんでそんなこと聞くの？
そう思いながら私は家を出た。
「あ、一松おはよ」
「ん、おはよ
トイレいってくる」
.
「あいつ…ッ、俺の俺のAに…ｯｯ
ぁぁぁあっ、クソッ」
______
「いらっしゃいませ、ご注文承ります」
チョロ松兄さんのことで頭がグルグルと回りながら私は今日もバイトを頑張りながら休憩の時大きなため息をついた。
そんな時に声をかけてくれるバイト仲間。
「A、どうしたの？」
「んーん、何でも」
「そう、ねぇねぇ合コン行かない？」
「もういつも言ってるでしょ、私はそういうのは……」
「今回すごいイケメンいるんだよ！
行かなきゃ損損！」
そして無理矢理付き合わされるはめになりました。
*
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サクラ - ハッピーエンドがよかった(T_T) (2017年7月26日 13時) (
レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 最後の一松でゾクゾクした。。。！これからも更新頑張ってください！ (2016年10月2日 21時) (レス) id: d2ab1ea88e (このIDを非表示/違反報告)
** - なんか一松がいいのに、チョロ松が可哀想になってきた…(( よし、チョロ松見に行こ((← 結局全松好きだったわ← (2016年9月11日 18時) (レス) id: 8f750e5b99 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 完結おめで盗塁王！！ (2016年8月28日 15時) (レス) id: 80c812b5ce (このIDを非表示/違反報告)
らんど - あぁ…好きだな、作者さんこんなに素敵な作品を作ってくれてありがとう。 俺に生き甲斐をくれてありがとう。 (2016年8月28日 14時) (レス) id: 11d8f47b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maco.
x他1人 | 作成日時：2016年8月15日 18時
