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*
次の日、私は学校を休んだ。
行きにくかったから体調が悪くなったのは良かったことかもしれない。
「気持ち悪い…」
返信は一松くんにはした。
カラ松先輩にはなんて返せばいいか分からない。
一松くんから御見舞に行くというメールがあったが断っておいた。
今あったら泣き出しそうで仕方ない
目が覚めた時にはもう4時頃、学校も終わったころ。
そして携帯を見ると私はまた恐怖心が蘇る。
着信 128件
［ なんで学校にいない？ ］
［ 誰のものかもうわすれたか？ ］
［ A、はやくこい ］
［ 俺の元に来るんだ ］
［ 寂しい ］
［ 早く来てくれ ］
［ 今もう学校が終わったぞ ］
［ 今むかう ］
【 メールを受信しました。 】
［ 来たぞ ］
え？
ピンポーン
鳴り止まないインターホン
鳴り止まないドアノブをひねる音
共働きのためここには誰もいない。
私は恐怖で腰が抜けて動けなかった。
「やめて…っ、もうやめてっ…ｯｯ」
「A？
こっちへ来い」
「ぁ…っあ」
「俺のものなんだ、お前は
早くここを開けてくれ
早く」
「早く開けるんだ、Aッ
お前は俺のものなんだ…ｯｯ、俺だけの…ッ
俺だけのッッ」
分からない
どうしたらいいかなんて
そうして私はその扉を開けた。
「お前なら開けてくれると信じてた
けどな、A
誰が学校を休めといった？
なぜまだ一松とはなれていない？
なんで俺が来てすぐここを開けなかったんだ」
「ごめ、なさ……っ」
ねぇ、分からないよ。
「私、カラ松先輩になにかしましたか？」
「……一目惚れだったんだ。」
「こんなに欲しいと思ったことはない」と私の頬をなでた。
でもカラ松先輩の顔は険しくなる。
「俺の方がAを好きなのにどうして一松にとられる？
なんでなんだ……、わからない、なぜ」
ねぇ、カラ松先輩。
私にはあなたがわからないよ
そして私は何もわからないままカラ松先輩に抱き寄せられた。
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外者(プロフ) - 下の方に同じく (2021年7月20日 9時) (
レス) id: 3594cdecb0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人(プロフ) - 逆に惚れました (2018年7月30日 19時) (レス) id: adf691658b (このIDを非表示/違反報告)
3333 - 怖〜い、6つ子を見ると この小説のこと思い出しでトラウマになるなこれwww (2018年7月28日 8時) (レス) id: c522931e0c (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - これのアフターストーリーが欲しいです！ (2017年4月25日 21時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
久遠 - これを読んでて何回も泣きそうになりました。(( 凄くいい作品だったけど、やっぱり私はあの優しいカラ松しか好きになれないや…。( (2017年2月11日 2時) (レス) id: 19e74ad4d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maco.
x他1人 | 作成日時：2016年8月5日 18時
