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*
「……っ、ぁっ…ぁあ」
「そうだ…、声我慢するなよ？」
私は弱いところを責められ続け口で声を抑えようとしたところ噛まれたりとした。
「…も、や…だ……ぁっ」
「ふ、その言葉は俺を誘っているようにしか聞こえん」
そうしてカラ松先輩の手は私のボタンを器用に外していた。
阻止しようとするとまた弱いところを噛まれてつい手が離れる。
「…ぃたｯｯ」
「手で邪魔するからだ」
「やめて……、やめてください…」
「ん？
俺に反抗するのか？」
「〜ｯｯ、そうですよ…っ
カラ松先輩なんて……
嫌いですッ」
その言葉でカラ松先輩の動きがピタリと止まった。
カラ松先輩の顔を見ると眉を下げて私を見ている。
「お、れが…嫌い？
どうして……？」
「…っ、こんなことされたら…誰だって嫌ですよ………っ」
「なんで？」
「何でって…っ、私は一松く______」
「また…あいつ
一松から奪ってもAはまだ一松を考えてる。
なぜだ？なぜAから一松が消えない？
俺がこんなにも愛してやっているのにどうしてまだ消えてないんだ？
どうして……ｯｯ、俺の方がAを愛しているのにッ、どうしてAはアイツなんだｯｯ
教えてくれよ、なぁA
俺より一松が良い理由を
Aのことで頭がいっぱいなんだ、いつだってそうだ
Aがいれば何もいらない、Aさえいれば俺は………ッ」
プルルルル…プルルルルルッ……
私の着信音でカラ松先輩の言葉が止まった。
私は震えて携帯を取れなくてただカラ松先輩を見上げている。
そんな私から携帯をゆっくりと取り上げると携帯画面を見てカラ松先輩は微笑んだ。
「そうかぁ…Aから一松が抜けないのは一松がこの世に存在するからだ」
え？
「そうだ、そして一松をこの世から消せば」
ちょっと待って
「俺のことだけを見てくれるッ」
やめて
「からまつせ……ッ」
__バンッ
扉が勢いよく開く音がして見てみるとそこには一松くんたちがいた。
「携帯の着信音でこんな早く見つかると思わなかった」
「たまたま近くにいて良かったよね」
そしてカラ松先輩を見るとただ一松くんの方を見て笑っていた。
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外者(プロフ) - 下の方に同じく (2021年7月20日 9時) (
レス) id: 3594cdecb0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人(プロフ) - 逆に惚れました (2018年7月30日 19時) (レス) id: adf691658b (このIDを非表示/違反報告)
3333 - 怖〜い、6つ子を見ると この小説のこと思い出しでトラウマになるなこれwww (2018年7月28日 8時) (レス) id: c522931e0c (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - これのアフターストーリーが欲しいです！ (2017年4月25日 21時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
久遠 - これを読んでて何回も泣きそうになりました。(( 凄くいい作品だったけど、やっぱり私はあの優しいカラ松しか好きになれないや…。( (2017年2月11日 2時) (レス) id: 19e74ad4d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maco.
x他1人 | 作成日時：2016年8月5日 18時
