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*
「一松くん…」
猫をなでる一松くんの姿。
私は息を飲んで名前を呼ぶとゆっくりと一松くんは振り返る。
「…ねぇ、A。
カラ松兄さんと何かない？」
「……っ」
うん、聞かれることはわかってたよ。
けどね、一松くん。
あなたを傷つけたくない。
「ふふ、何もないよ
ごめんね、今まで
まぁ1日だったけど、こんな最低な私早く忘れてね。
じゃあ。」
終わらせたかった。
本当はそんなこと思ってない、思ってるはずがない。
けど一松くんを傷付けるのはもっと嫌だ。
「馬鹿じゃないの」
「え」
グイッと引き寄せられ私は一松くんの胸に引き寄せられた。
そのまま優しくも力強く抱きしめられて私はみるみる体があつくなる。
「いちま…っ」
「そんな涙なんか流して何も説得力ないよ」
そして一松くんは私も気づかなかった涙を体を少し離し人差し指ですくった。
「ばか」と私の大好きな笑顔で笑いながら
「いちまつく…っ」
「泣きなよここで」
そしてまた私を抱き寄せて頭に顎を置いた。
私はその言葉でボロボロと涙が溢れて一松くんの胸で泣いた。
「最初っから言えよ、�猗狃��瓩覆鵑世�ら
俺そんな頼りない？」
「ううん、ちがう…ｯ」
「でしょ、アイツなんかに負けないよ俺。
Aを守るから」
頭をなでてくれる一松くんは本当に優しくて大好きだ。
そして私はカラ松先輩にされたことをすべて言った。
「あ…っんの、クソ松…ｯｯ」
「…っ、ごめんね。
私は……ｯｯ」
一松くんはなんとか怒りをおさえて冷静に考え始めた。
人にすぐ言ったとしてカラ松先輩は一松くんも同罪にするつもりだ。
証拠もないためどうすることもできない。
「どう、しよ……」
「俺の兄弟全員にこのこと説明するのもいいかも。」
「…でもそうしたらカラ松先輩が」
みんなから避けられることになるんだ。
「でもそれだけのことしてるよ」
「私わかるんだ、孤独さが。
中学の頃そんなことがあったから
だからそんなのはさみしいよ」
そう言うと一松くんは「そっか」と頭をなでた。
そして何か思いついたのか一松くんは「あ」と声を出して私の方を見ると口を開く。
「じゃあ、俺が話し合う。」
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外者(プロフ) - 下の方に同じく (2021年7月20日 9時) (
レス) id: 3594cdecb0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人(プロフ) - 逆に惚れました (2018年7月30日 19時) (レス) id: adf691658b (このIDを非表示/違反報告)
3333 - 怖〜い、6つ子を見ると この小説のこと思い出しでトラウマになるなこれwww (2018年7月28日 8時) (レス) id: c522931e0c (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - これのアフターストーリーが欲しいです！ (2017年4月25日 21時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
久遠 - これを読んでて何回も泣きそうになりました。(( 凄くいい作品だったけど、やっぱり私はあの優しいカラ松しか好きになれないや…。( (2017年2月11日 2時) (レス) id: 19e74ad4d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maco.
x他1人 | 作成日時：2016年8月5日 18時
