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「…な、にしてるんだッおそ松っ
大丈夫か?トド松…」
「…ッ、ぅ…ッん」
頬を抑えて立ち上がるトド松くん。
けれどもおそ松さんの怒りのようなものはおさまらなかった。
「誰だ…ッ俺のっ…俺のAに話したやつ…ッ許さない…っ許さないっ許さないッ…許さない許さない許さないッ……俺の計画をぶち壊し…っやがって……それにチョロ松っ…お前が邪魔なんてしなければ…俺はAと一つに…ッ邪魔した…邪魔…邪魔邪魔邪魔だ…俺の邪魔をするなって言ったのに…ッ…それを無視して…その上邪魔して…っ何なんだよぉ…お前らッ…」
そうしておそ松さんは近くにいるチョロ松さんの襟元を掴んだ。
「チョロ松…ッ、お前も話したよな…?
話したよなァッ」
「だったら何なんだよ
馬鹿みたいに狂って迷惑、てか何なのその以上までな愛情。
ひくわ」
そう言ってチョロ松さんはその手を掴んでその頬を殴った。
「許さない?邪魔?
ふざけんなよ…何なんだったんだよ…っ今までの僕らはッ」
「……」
「許さないのはこっちの台詞だ…ッ
僕達の関係ってさ好きな人ひとりで崩れちゃうもんだったのかよ…ッッ」
その言葉には皆が黙り込みおそ松さんはただ俯いていた。
「…家族よりも…ずっとそばにいた僕達よりも……っ好きな人のがいいっていうのかよ」
その瞬間だった。
おそ松さんが狂ったように笑い出したのは
「くく…っ…はーあっおもしれぇ
ふふ…そりゃあさ楽しかったぜ?
お前らとの生活は
けどさ…こうなったのはAのせいなんだ。
Aがあまりにも…可愛くて…っ美しくてッ…声が綺麗で…容姿も好みで…ッッ説明のしようがねぇんだよ…ッ
もっとほかの顔が見たい…ッもっと彼女のことが知りたい…ッッ
そのためなら…どんな罪だってつくれんだよ…ッ」
そして私の手首を掴むとその場から走り出した。
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makaron - 私は貴方の作品のおかげで生きれていたのに… (2018年10月17日 22時) (レス) id: c496dff9b7 (このIDを非表示/違反報告)
makaron - maco様の作品は神です…。お願いします戻って来てぇぇぇ!。:゜(;´∩`;)゜:。 (2018年10月17日 22時) (レス) id: c496dff9b7 (このIDを非表示/違反報告)
つゆっぴー - 最後、おそ松かチョロ松かどっちかとても気になります!私的にはおそ松推しなのでおそ松がいいなぁー。やっぱりヤンデレ面白いです! (2018年8月20日 2時) (レス) id: 502098e51a (このIDを非表示/違反報告)
Y.t 1151(プロフ) - 辞めるんですか!?ヤンデレが一番好きで、maco.さんの作品はすごく好みで大好きでした!!最後に、素晴らしい作品が見れてとても嬉しかったです!!ありがとうございました!! (2017年9月17日 23時) (レス) id: 9a06f212fd (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 辞めないでください!(´;ω;`)えっ最後のはどっちなの!?おそ松!?チョロ松!? (2017年8月29日 17時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maco. x他1人 | 作成日時:2016年12月10日 18時