歪 愛 を あ な た へ【おそ松】

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Osomatsu __









そして遂に日が来て俺は長い道のりを経てようやくついた。

けれどその場所は以前とは全く別の所のようで人は元気をなくしただ黙々と働いている。









「なぁ、Aの家ってさ」


「…あぁ、またか。」


「また…？」


「Aちゃんならもういねぇよ、くわしく知りたいならAちゃんの親に会っておいで」









そして案内されたAの親の場所に行くと家族はより一層元気がない。

俺の中では嫌な予感しかしなかった。









「あの…A…さんて……」


「…A、ですか。

Aは…いないんですよ。」









どうして？









俺はつい言葉をなくした。

あまりにおかしなことを言うものだから

ただ何故？という疑問が頭にでてくる。









「でも…いつか親の私たちのところへ戻ってきてくれます。

そう信じて待っているんですよ。」









そのまま話を聞くとAは歌の才能を世界的に認められていてAをヒスラム会社というところに買取られたらしい。

けれどそのお金は焼き捨ててただひたすらにAの帰りを待っているからと述べている。









「あの子言ったんですよ、必ず帰ってくるって…っ

だから…」









悪いけど帰ってこないよ。









「あ、あぁ…あなたァ……ッ

何をするの…っやめ…______」









「あ、言い忘れてた。

Aさんを僕にください、幸せにします…ってもう聞こえないか。」









______









「チョロ松、俺新しい仕事が出来た。

悪いけど一人で行かせてくれ」


「あ、あぁ…別にいいけど

いつ帰って______」


「俺の邪魔はするなよ」









ヒスラム会社っていえばそう遠くない。

それにこんな馬鹿みたいなパーティしてるんだもんな。

奪うのなんて簡単。

けどな









「…ッあいつら…っ俺のAの歌を聞きやがって…ッッ」









全員にお仕置きが必要だ。









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