歪 愛 を あ な た へ【おそ松】

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Osomatsu __









「…ッぁあっ…や、やめ…くださッッ」


「やめる〜？

やめるわけないだろ？

お前は俺を怒らせた」









周りの人に止められる力なんて弱いものですぐにとばせれた。

そしてとどめをそろそろさそうと手を振りあげる。









「やめてください…ッ」









その言葉で俺の手の動きは止まる。

アイツの前に立ち俺を睨んでは泣いていた。









「やめてください…、もういいでしょう……」


「A…、でも」


「助けてくれたのはありがとうございました、けれど暴力で事を解決しようとしないで。

私なら平気です…」









平気？

腕がはれているのに？









「…ッ」









ほら大丈夫じゃないじゃん。









Aはじわじわと痛む腕抑えてそのことに泣いているようだった。

そりゃああんな大男に掴まれたんだからなと思いながら俺はその腫れた部分をなぞる。









「…痛ッ」


「……折れてはないけど一応医者に…」









痛がる君の顔も泣いてる君の顔もなんて美しいんだろうと思った。









「…あ、の…そろそろ…っはなし」









もっと









「…きゃ…ッ」









もっと俺が









「や、やめ……ッん」









色々な顔をさせてあげる。









やわらかくてあたたかくて気持ちがよくて

今にも









「…っこわれ…そぉ……ッ」









そして俺は自分の頭にかかる布が邪魔でそれをとりもっと続けようとした時その手はほかの人によってとめられる。

大人数にかかえられAは女達によって連れてかれた。









「…ッA」









Aに触れるなこの害虫が









「おい、兄ちゃんお前何やってんだよ…ッ」

「そうだッ、お前なんてもう______」









「ばーん。」









あーあ、なんて汚い赤だろう。









「俺の色、全く似合ってないね。

ふふ…でもAは似合うんだろうなぁ」









ねぇ、その腕が治ったらまた来るよ。

そうしたら俺だけのあとがつくから

その時まで待っててね？









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