嫉妬心【栗花落カナヲ】 ページ8
カナヲside
炭治郎のおかげで
自分で物事を決められるようになった
『……カナヲ』
カナヲ「…どうしたの?」
『炭治郎と…仲良いんだね』
あぁ…
この子は嫉妬してる
炭治郎に。
彼女も私の為にいろいろしてくれた
でも、どれも私の心には響かなくて
でもそれを炭治郎は
いとも簡単にこなしてしまったから。
……彼女は自分の恋人の心を
簡単に開けてしまった炭治郎に嫉妬している
カナヲ「うん……炭治郎のおかげなの」
『… わっ、私じゃ…ダメだったの…?』
カナヲ「えっ…?」
『私じゃ…カナヲを変えられなかった……』
涙を目に沢山浮かべ
着物を握りしめ
俯く彼女は、柱の1人には見えなかった
縁側に座っていた場所から立ち上がり
彼女の涙を拭う
カナヲ「……炭治郎には感謝してるよ
でも、それとこれとは話が別だよ」
『えっ…?』
カナヲ「痛いほど分かってる、Aの頑張りは。
私の為にいろいろしてくれた
変えようとしてくれた
…私はその気持ちが凄い嬉しいの」
『…………』
カナヲ「…ありがとう」
私はそれだけ言い
Aを抱きしめる
『……こんなのが彼女でいいの?』
カナヲ「Aだからいいの」
『っ…///……バカ』
カナヲ「怒らないで…可愛い顔が台無しだよ」
『……素直になり過ぎるのもな…///』
カナヲ「なにか言った?」
『ううん…なにもないよ』
そう言い、Aは私にきつく抱きついてくる
それを受け止めて
Aに愛を囁いた
カナヲ「A…愛してる」
《おまけ》
炭治郎「……これでよかったのか…」
『炭治郎……』
炭治郎「Aさん…」
『ありがとね…カナヲを変えてくれて』
炭治郎「……いいえ、俺はただのお人好しなだけで」
『ううん……カナヲ、ありがとうって言ってた』
炭治郎「そうですか……ん?」
『どうしたの?』
炭治郎「Aさんから、凄い恋の匂いがします」
『へっ?!//』
炭治郎「カナヲのこと、好きなんですか?」
『好きっていうか……もう恋人同士だし///』
炭治郎「そうなんですか!とても素敵ですね!」
『あ、ありがとう…//
(こりゃお人好しっていうか……度を超してる気が)」
end…
340人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
朱音(プロフ) - 百合で世界救えるのでは??? (2023年4月17日 9時) (レス) @page2 id: 6e18e032fb (このIDを非表示/違反報告)
まお - 恋愛頑張ってください! 私も女の子が好きです ユリサオコウ (2021年1月12日 2時) (レス) id: 96e4d58c1a (このIDを非表示/違反報告)
ユーフォニアム吹きの少女 - ↓無惨登場人物にいませんでした。すみません (2020年10月27日 19時) (レス) id: 4438656c34 (このIDを非表示/違反報告)
ユーフォニアム吹きの少女 - リクエストです!無惨(女)と夢主ちゃん!書けますか? (2020年10月10日 15時) (レス) id: 4438656c34 (このIDを非表示/違反報告)
チキン - リクエストで堕姫とくすぐりかけますか? (2020年9月18日 23時) (レス) id: 0595e373b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リキュール | 作成日時:2020年1月17日 1時