鬼滅の刃に百合の花を咲かせましょう

貴女だから【神崎アオイ】 ページ7

Aside



任務で大怪我を負い、しのぶさんにも




こっぴどく叱られてしまった





肋を4本、靭帯の損傷、目を裂かれ失明




自分でもよく生きていたなと思う




相手は上弦の弐だった




肺も使い物にならなくなるかと思った





アオイ「…寝てるんですか？」



ベッドで寝転び




ただじっと天井を見つめていると




私の恋人のアオイが声をかけてきた




『ううん…起きてるよ』



アオイ「……なんで無理するんですか」



『…カナエさんの仇だと思うと身体が止まらくてさ』



アオイ「だとしても！もっと自分を大切に…」




急に言葉が詰まったと思えば



アオイは泣いていた




『…泣かないで、私生きてるよ』



アオイ「ちっ…違うんですっ…」



『なんで泣いてるの…？』



アオイ「いつかっ…貴女までっ……


　 死んでしまうと思うとっ……」



『……私はアオイを残して死なないよ、絶対』




私はまだ痛む身体で立ち上がり




アオイの方へ歩いていく




そして頭を撫でて安心させるように抱きしめた





『大丈夫、大丈夫…私は死なない』




アオイ「絶対…ですかっ…？」




『うん、絶対。だから泣かないで』




アオイ「……うんっ…」




『……フフっ、瞼腫れてる』





私はアオイの瞼に軽く接吻をして





口にまた接吻を落とす





アオイ「……年下のクセに///」





『だってアオイが可愛いから笑』





それだけ言い、ベッドに戻ろうとすると




手を取られ




ベッドに倒される





『っ？！/////』






アオイ「…あんまり年上をからかわないの」






『っ…////』







アオイ「怪我人なんだから、大人しくしててね






　 ちゃんと治ったら…お仕置き、待っててね」




そうニッコリわらって



病室を出ていったアオイ






……しのぶさん、へるぷみー←






《おまけ》




しのぶ「…まったく、アオイは…」




カナヲ「師範…アオイが、ずっとニヤニヤしてして


　 気味が悪いです」←



しのぶ「……察しなさい、カナヲ」←





end…

嫉妬心【栗花落カナヲ】→←本性【胡蝶カナエ】※

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