７８《可能性》 ページ28
『…あ、おはようございます。』
タズナさんの家についてすぐ、カカシさんがその目を覚ました。
「大丈夫かい？先生。」
「いや…１週間ほど動けないんです…。」
タズナさんの娘さん、ツナミさんの声にカカシさんは弱く答える。
「何よ、写輪眼ってすごいけど、体にそんな負担がかかるんじゃ考えものね！」
『まぁ、今回は使いすぎただけみたいだから、ね？』
呆れた声をあげるサクラにフォローを入れると、タズナさんが安堵の声を出す。
「でもまぁ、今回あんな強い忍者を倒したんじゃ！おかげでもうしばらくは安心じゃろう！」
「…それにしても、さっきのお面の子って何者なのかな？」
サクラの問いにカカシさんが暗部について説明をするのを聞きながら私は使ったクナイや手裏剣を磨く。
カカシさんは説明をした後、疲れているからと再び眠ってしまった。
次にカカシさんが目を覚ましたのはそれからすぐ後だった。
眉間にしわを寄せて何かを考えるカカシさんに周りが声をかけると、カカシさんは１つの可能性を語り出した。
「死体処理班ってのは、殺した者の死体はすぐその場で処理するものなんだ…。」
「それが何なの？」
「わからないか？あの仮面の少年は再不斬の死体をどう処理した？」
サクラの問いに、カカシさんはヒントを与える。
「知るわけないじゃない！だって死体はあのお面が持って帰ったのよ！」
「そうだ…殺した証拠なら首だけ持ち帰れば事足りるのに、だ。それと問題は追い忍の少年が再不斬を殺したあの武器だ。」
「まさか…！」
カカシさんの言葉にサスケが目を見開く。
「あぁ…そのまさかだな。」
カカシさんはうなずいて返すが、サクラやナルト、タズナさんはまだその疑念の答えを掴めない。
「さっきからグチグチ何を言っとるんじゃ、お前たち…」
タズナさんの言葉にカカシさんは重たくその可能性を声にした。
「おそらく…再不斬は生きてる！」
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たた(プロフ) - うわぁぁあ！！！続きとても気になります！待ってます！ (2021年3月3日 21時) (
レス) id: 185f450ef1 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 初めて見たんですが、とっても面白いです！更新頑張ってください！応援しています！ (2019年5月4日 14時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
珠羅《SHURA》(プロフ) - エールさん» コメントありがとうございます、お返事が遅れて申し訳ありません。そんな風に言っていただけるととても嬉しいです。時間が空き次第必ず続きを、最後まで書き切りますのでこれからも是非ご覧ください！ありがとうございます。 (2019年4月20日 8時) (レス) id: 4be6837550 (このIDを非表示/違反報告)
エール - 始めて読ませて頂きました。もう号泣ですよ！！私の顔を涙でぐちゃぐちゃにしてくれちゃって！私もカカシ推しで愛して止まなくて…。なのでお願いだから更新再開してください！お忙しいのは分かってます！けれど私にこの小説の最後を見届けさせて下さい！待ってます！ (2019年2月10日 22時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅《SHURA》 | 作者ホームページ：http://lyze.jp/yomosugara47/
作成日時：2018年2月26日 9時
