６６《内緒話》 ページ16
それからしばらくしてタズナさんの知り合いの人の小舟の中で、詳しい任務の内容について聞いたところで私達は波の国の土地へと足を踏み入れた。
『カカシさん、相手はあのガトーだって言ってましたけど…あそこで中忍クラスが襲ってきたって事は、次は…』
「あぁ、間違いなく上忍クラスが来るだろうね。…とは言っても、お前は次に誰が来るのかも知ってるんでしょ。」
コソコソとカカシさんに話しかけたものの、カカシさんは呆れたように私を見て小さく呟いた。
「お前を戦いに参加させたいところだけど、どうせ原作がどうとかお前が言うのは目に見えてるからね。お前はタズナさんの護衛をしろ。」
『はい、そう言おうと思ってました、さすがカカシさんです。』
考えを読まれていたことがどこか嬉しくて微笑みを返したところで、サクラが私とカカシさんの間に割って入る。
「ちょっと、何２人でコソコソ話してるの？」
『あ、ううん、何もないよ。』
「そーぉ？」
サクラの疑い深い目に私は何度も頷きを返して、なんとか話を逸らそうと話題を考えていると、
「そこかぁ！！」
「『！』」
いきなりナルトが茂みに手裏剣を投げた。
場に緊張が走る。
しかし、茂みからは何も出てこないどころか物音１つしない。
「なんだ…ネズミか。」
「って、何かっこつけてんのよ！そんなとこ初めから何もいやしないわよ！！」
「頼むからお前がやたらめったら手裏剣使うな、マジで危ない！」
「こら！チビ！紛らわしいことすんじゃねぇ！！」
ナルトの言葉に緊張が一気にほぐれたのか、サクラやカカシさん、タズナさんまでもがナルトに怒鳴る。
『もー、ナルトったら…、！』
場を和ませようとしたところで、何かに見張られてるような視線を感じて私は反応する、
それと同時にナルトが再び手裏剣を茂みに放った。
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たた(プロフ) - うわぁぁあ！！！続きとても気になります！待ってます！ (2021年3月3日 21時) (
レス) id: 185f450ef1 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 初めて見たんですが、とっても面白いです！更新頑張ってください！応援しています！ (2019年5月4日 14時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
珠羅《SHURA》(プロフ) - エールさん» コメントありがとうございます、お返事が遅れて申し訳ありません。そんな風に言っていただけるととても嬉しいです。時間が空き次第必ず続きを、最後まで書き切りますのでこれからも是非ご覧ください！ありがとうございます。 (2019年4月20日 8時) (レス) id: 4be6837550 (このIDを非表示/違反報告)
エール - 始めて読ませて頂きました。もう号泣ですよ！！私の顔を涙でぐちゃぐちゃにしてくれちゃって！私もカカシ推しで愛して止まなくて…。なのでお願いだから更新再開してください！お忙しいのは分かってます！けれど私にこの小説の最後を見届けさせて下さい！待ってます！ (2019年2月10日 22時) (レス) id: 53f9709858 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珠羅《SHURA》 | 作者ホームページ：http://lyze.jp/yomosugara47/
作成日時：2018年2月26日 9時
