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｢.......さすがは妃珂様。思ったより手強い方ですね｣
｢兄様から忠告を受けたんじゃないかしら。たまには所長に従っておくのも身のためよ｣
｢心に留めておきます｣
｢でもまぁ確かに、あんなに一般人気質が抜けなく、それでいて多才なあの子を大手が放っておくはずがない。潰すよりも味方につけたくなるはず｣
｢.............｣
｢一つ答え合わせをしてあげる。あの子にスカウトの件を持ちかけた時点で、コズプロは敗北したのよ｣
｢なぜそう言いきれます？｣
｢コズプロには、デイプロなんかでは到底かなわない、未来有望なユニットが揃っている。でもそれは、一体何の犠牲の上に成り立っているのかしら？｣
｢.............！！｣
｢夢ノ咲の生徒ではなかったけど、何も情報が入ってこないわけではない。あなた方Edenは特に脅威。ぶつかるのは避けたい｣
｢我々も同意見ですよ｣
嘘つき。嘘つくの下手ね。
�狡戮靴討笋蠅燭き瓩辰撞せ�ちが滲み出てる。
まぁ、まだEdenには到底かなわない。
でも、どうなの？
おたくの乱凪砂と、うちの天城河南。
一対一でぶつけてしまえば何が起こるかわからないところまでは来ている。
目的が達成できるなら、時間はどうでもいい。
まぁ才能だとか、ビジネスだとか、それ以前に、
男だらけのコズプロに、河南を渡すはずないのに。
｢.......では次に。お待たせ致しました、巴日和様｣
｢.............｣
続く (更新停止中)
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作者名：lie槻 | 作成日時：2020年9月26日 21時
