そんな学校より俺らの方に来なよ

過去編・4 ページ32

学校

『そうなの？面白いね！』

友達と話していると先生に呼ばれた

なんだろ。

先生｢おばあさんが倒れたそうだ。今日は帰れ｣

は？おばあちゃんが倒れた？まさかね、

『は、はい』

なんで…

わたしは意味がないのに無我夢中に○○病院まで走った

わたしが行ったところでおばあちゃんは泣いて喜ぶ？あんな酷いこと言ったのに…

そんなことを考えてるうちに病院についた

『おばあちゃん！』

お母さん｢…｣

お母さんの顔が辛そうに見えた

『え？死んでなんか…ないよね』

お母さん｢あなたの目で確かめなさい｣

それってもう…

『っ！』

そこには顔に白い布を被せたおばあちゃんの姿があった

間に合わなかった…

お母さん｢おばあちゃんね…もうAに必要されてないって思ってたわよ。｣

わたしはまだ…おばあちゃんが必要なのに！

天麩羅…食べたい

『ごめんなさい！ごめんなさい！』

謝ることしか出来なかった

お母さん｢あと…おばあちゃんが息を引く前にこう言ってたわ｣

"Aは髪が綺麗"

『っ…おばあちゃん…ありがとう…』

泣くことしか出来なかった


"大切なものは失ってから気づく"

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