【銀魂】彼がストーカーする理由【坂田銀時】

4話-過去編- ページ6

-銀時side-

俺があいつの母親に初めて会ったのはいつのことだったか......



「ったくあの税金ドロボーが…」


俺は大串くんに総一朗くんのバズーカの盾にされて怪我をしたので病院に来た


「右脚骨折で一ヶ月入院です」


マジかよ…神楽と新八になんて言おう…


「今…2人部屋しか空いてなくて……差額ベット代は必要ないのでそこでお願いします」


2人部屋か…もう1人どんな奴だろ…


「…星山萌香」


どう考えても女の名前だ…マジかよ…


「え、え〜っと失礼します」


「あら…あなたがもう1人の病人さんね！初めまして星山萌香です」


お淑やかそうな綺麗な女性だった


「さ、坂田銀時です。よろしくお願いします」


特に関わりもなく一ヶ月ここで過ごすのかな…とかこの時は思っていたでも一週間ぐらい経つと結構話すようになった


「坂田さんは結婚とかしているの？」


「いいえ……独身です。星山さんは？」


「夫はちょっと先に逝ってしまったは…でもAって名前の子供がいるのよ」


もしかして聞いてはいけないことを聞いてしまった…？でもAか…いい名前だな…


「Aっていい名前ですね」


「本当？ありがとう！」


そうしてほわっ〜とした笑みを浮かべる


「あれれ…坂田さん照れてんですか？」


「べ、別に照れてねーよ」


ちょっと顔が赤くなってしまった…

5話-過去編-→←3話 彼女の秘密

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す