【喧嘩松】統制者【男主】

八話 ページ9

トド松「生徒会長さん運動神経いいねぇ」

「どうも、Aでいいですよ」

十四松「Aも攻撃してよー！」

もともと喧嘩は好きでないため僕は攻撃しない

「あまり怪我させたくないもので」

一松「は？喧嘩に怪我はつきものでしょッ」

蹴りが腹部に向かってきたからその足をガッと持ち上げれば態勢が崩れた松野一松は後頭部を床に打ち付け動かなくなった

恐らく気を失ったんだろう

次にバッドが凄い勢いで回ってきたため下からドンピシャな位置で蹴り上げればバッドが空を舞い、

蹴りを松野十四松に向けて真っ直ぐ落とす

グエッて音がして倒れた

落ちてきたバッドをキャッチして松野トド松の足に向けて投げつける

トド松「いッた！」

折れては居ないよね？
暫く痛みは続くかもしれないけど


「これで弟達は戦闘不能かな？」

さっきから蓮華がうずうずしているのが分かる

おそ松「そうだな」

チョロ松「それにしても綺麗な攻撃の仕方ですね」

「どうも、まだ喧嘩続けんの？」

カラ松「当たり前だろ？」


おそ松「弟の分まで頑張っちゃうぞー」

あきらかにレベルが違う

「ごめんなさい、手加減しないので…怪我しても恨まないでくださいね？」

'蓮華…変わるよ'

"やっと俺の出番!!"


____________________________

蓮華side


やっと俺の出番ー！
昨日の相手はザコだったし、久しぶりに全力だせるかな？

怪我させないようにってAは言うけど…俺そんなに優しくないからなー

チョロ松「雰囲気が…変わった」

おそ松「昨日見た姿だな」

見てたのお前らか

『じゃー喧嘩しよっか！』

カラ松「ふっ…中々強そうじゃないか」

『いつでも来てくれていいんですよ？』

カラ松「なら遠慮しないぜ」

松野カラ松の拳が飛んでくる

わざと拳を受ける

鳩尾に当たった、

かなり重い

『ぅぐっ…結構重いね…』

おそ松「お前わざと受けたのか？」

『どんな感じか知りたくて…
でもこれくらいなら楽勝かな』

カラ松「随分余裕だな」

また拳が飛んできた

『二度も当たってあげないから♡』

拳を右手で受け流しながら、伸び切った相手の腕を左肘で強く押す

腕は普通では曲がらないほどに曲がった

カラ松「い"っ"」

『ありゃりゃ…折れちゃったかもね』

口で弧を描きながら喋ると、後方からスタンガンか何かを押し当てられ身体中が痺れた

一瞬力が抜けて倒れた

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