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二話 ページ3

暫く書類と睨めっこしていて、気付いたらもう外は薄暗くなっていた


急いで帰る準備をして、



戸に手を掛けた。






するとパリンと後方でガラスが割れた



否、割られた


いかにも不良ですっていう風な男子生徒が5人、

窓を割って入ってきた


あーあー…

窓ガラス割られた…


窓ガラスって結構高いんだよ?

そのお金は学校が支払うんだよ?


「何か用ですか?」

男1「そうそう〜用があるんだ」

下品な薄笑いを浮かべてこちらを見る

「用件は?」

男2「あんたを潰そうと思って」

何で潰されなければいけないんだ

「何故ですか?」

男3「ムカつくからだよ」

生徒会長ってだけでムカつかれる
理不尽だよな…

「僕喧嘩は好みません」

男4「じゃあ一方的に殴られろよ」

そんなの痛いじゃないか

男5「まぁどっちにしろ生徒会長さんが無傷でいられるワケないけどな」

下品な笑いだな


"ねぇA…変わろうよ"

'まだ待って、手も出されてない'

"ちぇっ…"


男5「おい、何とか言えよ、その無表情がムカつくんだよ!!」

うるっさいなぁ…怒鳴るなよ

男1「テメェ…何シカトしてんだよ!」

男2「何とか言えよ!!!!」

ドゴッ


鈍い音とともに頬に痛みが走る

口の中に鉄の味が広がる


その瞬間に僕の意識は途絶えた




_________________________

蓮華side

Aが手を出してない相手には何もしないって言った


という事は手を出されたら何してもいいってワケだ


『そんなに相手して欲しかったらしてやるよ』

そう言って動きやすいように学ランを脱ぐ

男4「は?何いっ、うぐぁ"ッ」

喋りかけた男の鼻っ柱を殴った

男3「!?だ、大丈夫か!?」

男4「い、い"たぃよ"ぉ"ぉ"ぉ"」

男は芋虫のように這いずり回る

『怪我する覚悟もなく喧嘩吹っかけてきたのか?』

男5「テメェ…!!」

前後から襲いかかってくる

ヒョイっと横に避けると2人がぶつかって自滅

また違う男が殴りかかってくる

軽く跳んで机の上に立つ

近づいて来た瞬間に踵落としをした

『イェーイ、ビンゴ♪』

男1「な、おい…お前ら…」

『お前も来いよ、潰してやるから』

薄く笑って挑発すると、何を思ったのかナイフを持ってこちらに突っ込んできた

『うおッ』

ナイフを蹴り飛ばして、空かさず回し蹴りをお見舞いする

男は直ぐに倒れた

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蔓珠沙華-ヒガンバナ-(プロフ) - ブルーハワイジュース@(`・ω・´)b歌唱力カモンさん» 有難う御座います!!男主だからこそできる(^ω^=^ω^) (2015年12月31日 13時) (レス) id: 1112488d3c (このIDを非表示/違反報告)
ブルーハワイジュース@(`・ω・´)b歌唱力カモン - 面白いです!頑張ってください!姫抱きw (2015年12月28日 1時) (レス) id: a6c055a176 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蔓珠沙華-ヒガンバナ- | 作成日時:2015年12月26日 20時

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