検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:69,467 hit

02 ページ2






「場地ィ、そろそろ始まンだから」
「ンなのいつでも出来るだろうが。Aが来れる日なんて限られてんだからな!」




フンスフンスと怒る場地さん。
場地さん…東京卍會副総長補佐としての威厳をもう少し…いや、何でもないっス。




「俺、佐野万次郎。君の名前は?」




オイ、と止めるドラケンくんを無視して、マイキーくんは彼女の前へ座る。
流石Aちゃん。肝が据わってんだか、鈍感なのか。




「さくらばAです!1ねんせいです!すきなモノはらーめん!!」
「マイキーって呼んでね」
「まーきー?」
「えらいね」




ヨシヨシ、と彼女の頭をマイキーくんが撫でる。
バッカ、Aのバカ!!くんを付けろよ!!その手で頭を捻り潰されるかとヒヤヒヤしたわ。




「Aちゃん、いい子だから。ね?兄ちゃんと帰ろ?場地さん今忙しいんだって」
「なんで?」
「ハイ?」
「Aはココに居たいんだからイイじゃん」




マイキーくんは何を言っているのか。
"ココに居たいんだからイイじゃん"?ハイ?




「俺は龍宮寺堅。よろしくな」
「三ツ矢隆。よろしく」




何もよろしく出来ないんですけど。
2人は1つ、頭を撫でて後ろへ下がった。姫様はご機嫌のようで、二ヒヒと可愛らしい笑顔を見せる。
…みんなが良いって言ってくれるなら良いんだけどさぁ。




「オラ、パーちんとペーやんも」
「…林田春樹」
「林良平」
「もちっと愛想良く出来ねーのかよ」
「ンな事言われてもよぉ」




あぁ、もう考えるのもめんどくせぇ。
もう流れに身を任せよう。




設定→←01



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (236 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
904人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - とても面白いです!!更新頑張ってください☺️ (2023年4月29日 0時) (レス) id: ca28bfbf34 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 振り回されてる千冬君と親バカで甘々な場地さんがすごく可愛いです!! (2021年6月27日 18時) (レス) id: 5c635e6563 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:茉桜 | 作成日時:2021年6月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。