NARUTOの世界にトリップしたら最強になったらしい。

必ずしもそれが正解とは限らない。 ページ33

その夜ナルトが封印の書を持ち出したと連絡が来た。

父さんは鬼の形相である。

［″探して来る″］

そう書き置きを残し家を飛び出した…覚えている限りナルトは«あの場所»に…。

九喇嘛、お前ナルトの居場所分かるか？

九喇嘛［…もう少し先だ、急げ。］

走るスピードを速め森を翔ける。

ミズキ［ナルトと、お前の兄の正体が化け狐だって事だ！］

遅かったかｯ…！

木から飛び出しナルトの前に出る。

うみの［A！？］

［″ナルト、試験落ちたのか″］

ﾅﾙﾄ［う、うん…。］

［″で、それをミズキに言われて盗った？］

ﾅﾙﾄ［うん。］

［″素直に言えたな、偉いぞ″］

ナルトの頭を撫でイルカの傍へ行き治療忍術を始める。

ミズキは何かほざいている。

ミズキ［お前らは町を崩壊させた化け物なんだ！イルカの父親だってお前らのせいで忍びを辞めざるを得なくなった！］

ﾅﾙﾄ［そ、そんなｯ！］

ﾁｯ…黙ってりゃほざきやがって…。

ミズキ［死ね！！］

［(土遁･土流壁)］

素早く印を組み壁を作る。

［(多重ｯ…？)］

ﾅﾙﾄ［許さねぇ…許さねぇってばよォー！！］

突然叫ぶナルト。

ﾅﾙﾄ［イルカ先生はまだしも！兄ちゃんを馬鹿にするのは許さねぇってばよ！！］

うみの［俺は良いのか！］

［″まあまあ、落ち着けイルカ″］

ﾅﾙﾄ［影分身の術ｯ！！］

ナルトがそう唱えると周りには沢山のナルトが…。

多重影分身…そうか…使えるようになったか。

［″な？言っただろ、ナルトは出来る子だとな″］

うみの［あぁ…これは他の火影達をも越えるかもしれない…。］

朝、ナルトは大事そうに額当てを机に置き写真を撮りに行った…。



と思ったら俺も何故か連れていかれた。

ﾅﾙﾄ［ほら！兄ちゃんも一緒に撮るってばよ！］

［″俺はいいから撮りなさい″］

ﾅﾙﾄ［ブー！ケチー！］

ナルトは大人しく写真を撮り火影様、父さんとヒルゼンさんだが…と話をしている。

俺も一緒に。

波風［なーんでナルトの写真はAと一緒なの！一人で撮らないと！］

ﾋﾙｾﾞﾝ［…これは隠密性の高い物で、大切な物なのじゃぞ？］

ﾅﾙﾄ［俺そんなのよくわかんねぇもん！兄ちゃんと撮りたかったから撮ったんだ！］

［″俺の方を向かないでくれ″］

するとバンっと扉が開き子供が入ってきた…確かこの子は…木ノ葉丸？

そして派手な音を出し転けた…。

木ノ［痛ってぇー！トラップかコレ？］

そして何故か騒ぎになった。

［″ナルト、離しなさい″］

木ノ葉丸参上。→←忙しい。

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