カカシが出会った男の子。 ページ2
カカシside
俺は火影様からの命で、極秘の巻物を運び帰る途中近道として死の森を通っていると森の中に気配を感じた…。
[普段は誰も近ずかないのに……。]
気配的に子供?だと思うが……良く分からない。
その気配に近付き見てみるとそこには綺麗な藍色の髪を揺らす子供が居た。
何か喋っているようでもう少し近ずいて見ると。
主[ここ何処?]
此処が何処だか分かっていないようだった。
主[えっと……俺の名前って何だっけ…無いのかな………。]
カサッ……。
音を立ててしまった……。
主[誰か居る……?]
流石に音だけじゃ分からないだろうと思い黙っていると……。
主[ねぇ、貴方は誰?何で木の上に居るの?]
[バレてたか……君こそ何でここに居るの?]
主[気付いたらここに居て、捨てられたんだよ。]
捨てられた……その子の体にはいくつもの傷があった…意図的に付けられた物だとすぐ分かる…。
[そうか……俺ははたけカカシだ、お前は?]
主[名前……分かんないから好きに呼んでよ。]
[え……好きに呼べって…もう……ったく…じゃあ…………A、Aね。]
主[A……、良い名前だ…ついでにはたけAとでもして置くか。]
[いや、何言ってんの……息子にはしないよ?]
主[歳的に親だろ?]
[A、何歳なの。]
主[知らん…誕生日も分からん…。]
誕生日も分かんないって……相当だね……。
[……じゃあ木ノ葉に来る?]
主[行ったとして…俺を見てくれる人は居るのか?俺は勉強なんかしてないぞ…だから……。]
[心配しなさんな…俺が面倒見てやるから。]
主[カカシに見てもらうくらいだったらここに住む。]
えぇ〜……何気に呼び捨てだね…A……。
はたけ[じゃあ……まぁ取り敢えず木ノ葉の里に行こう。]
主[俺を殴る奴はいないか?]
[っ……居ないよ。]
保証は出来ないけど……、分からないよ…どんな人間が居るか分かんないんだ。
主[その保証はないんだな……カカシ、傷の手当てをしてくれ…そろそろ血が足りない……。]
[はっ!?ちょっと!]
Aは見透かしたように言うと倒れてしまった……相当血が出ていた様だ…服が黒でよく分からなかったが……傷が開いてる。
[取り敢えず…病院に連れて行かなきゃね…。]
Aを抱え森の中を駆け抜ける…ものの数分で木ノ葉へ着いた…Aを病院へ運び俺はミナトさん……火影様に報告しに行く……。
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凛 - とても面白いです!続き待ってます! (2023年2月21日 17時) (レス) @page44 id: 0db889cc25 (このIDを非表示/違反報告)
わお - コメ欄尊死した人の墓だらけじゃん(笑) 面白いです、更新頑張ってください! (2022年9月8日 5時) (レス) @page24 id: f4ad072890 (このIDを非表示/違反報告)
草薙@nyankolove_nagi - ショタイタチくんっっ………だとっ………………!?!?!?………………かわゆいいいいいいい!!!!!!!!!!!! (2020年11月22日 2時) (レス) id: e70c8bbbc1 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - ナ、ナルトが可愛いよ…………………。我が人生悔いなし………チーンd( ̄  ̄) (2019年11月18日 22時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
ミイラ - とっっっても面白いです!これからも更新頑張ってください!! (2019年7月12日 2時) (レス) id: ebe81390c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shell | 作成日時:2019年3月30日 17時