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Aside
ut「見てゾムさん……あの子可愛くない？？」
「ぐぅぅぅ…zz」
zm「あー…いかにも大先生の好きなタイプやん」
「ぐがぁぁ……zzz」
sha「あー分かるわ、大先生好きそう……「ぐぅぅぅ……zzz」……うるっっっさ！！？？シッマのいびきうっっさ！！」
私の前の席にゾムくんを真ん中にして、鬱くんとシャオロンくんが座っている。
3人とも外を眺めていたのだが、乗ってすぐ眠りについたコネシマくんのいびきにしびれを切らし、とうとうシャオロンくんが声をあげた。
後ろを振り向いたシャオロンくんは私の隣に座るコネシマくんを睨み付ける。
私が座っているのはトントンさんとコネシマくんの間。
トントンさんはノートパソコンを持参しており、３学期に終わらなかった仕事に黙々と取り組んでいた。
コネシマくんは窓に頭を置いて眠っている。
sha「なぁ…いっそのことシッマ起こさへん？いびきがうるさいより、起きて喋り散らしてる方が良くない？」
ni「寝てる方が助かる」
ut「シッマ寝起き悪いからな…起こすのはかなりのリスクがあるでシャオちゃん」
鬱くんの言葉にシャオロンくんが「そっかー」と呟きながら前を向く。
私がコネシマくんの方へ目を移すと、車の振動でｺﾂｺﾂと小刻みに窓に頭をぶつけていた。
痛そう…
私はｿｯとコネシマくんの頭へ手を伸ばし、ゆっくりと自分の肩に彼の頭を置いた。
意外と起きない。
頭を移動させても起きる様子のないコネシマくんに自然と笑みが溢れる。
するとﾊﾟﾀﾝとトントンさんがパソコンを閉じる音がし、私は反射的にトントンさんの方へ視線を向けた。
トントンさんは眼鏡を外し、目頭を押さえていた。
貴「大丈夫ですか？」
tn「ん？あー大丈夫よ。ちょっと目が疲れただけやから……って、肩疲れない？後で席変わろか？」
眼鏡をかけ直したトントンさんが寝ているコネシマくんを見ながら苦笑いを浮かべる。
貴「大丈夫です！あ、トントンさんも寝ます？肩貸しますよ！」
ut「え！？えーなー俺も寝たいわー」
tn「いやいや…！！俺もう少し作業するんでいいっすよ…！」
sha「寝とけって！今しか無いで？女の子の肩に頭預けて寝るなんて今後無いかもやろ？」
tn「……。」
トントンさんはじとっとした目でシャオロンくんを見た後、無言で作業を再開した。
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ラビット_(プロフ) - こんにちは〜！今日久しぶりに最初から最後まで読ませて頂きました！いつ読んでもキュンキュンしちゃうぅ〜…。これからも楽しみに更新待ってます！ (2021年5月30日 8時) (
レス) id: bc77977d93 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - シルヴァさん» 好きになっていただけて嬉しい限りです！励みになります。ご指摘もありがとうございます。急いで修正致します。これからも応援よろしくお願い致します。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ラビット_さん» 気まぐれ更新になってしまい申し訳ないです。WT様も登場させてみました！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ミカさん» ゆっくり更新で申し訳ないです。嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - かかしさん» はじめまして。そう言って頂けて嬉しいです。本当にありがとうございます！かかし様の綺麗なお言葉に胸が温かくなりました。これからも頑張っていきますので応援のほどよろしくお願い致します。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2020年2月4日 17時
