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shaside
ni「着いたぞー」
兄さんの声に俺はゆっくりと目を開ける。
寝てたんか…
いつの間にか眠っていたらしく、気付けばもう東京に着いていた。
俺の隣に座っていたゾムや大先生も眠っていて、俺は2人の体を小さく揺らした。
sha「お前ら着いたで、起きや」
zm「……うっす」
ut「体いてぇ…」
ゆっくりと動き出した2人を見て、俺は後ろの席の3人にも声をかけようと振り向く。
sha「あら」
ut「どしたシャオちゃんって…珍しっ…！あの眠らない男トントンが寝とる！」
後ろに目を向けると、仲良く眠っている3人が居った。
シッマもトントンもAさんの肩に頭を預けて眠っていて、微笑ましい光景に自然と口角が上がる。
sha「トントーン、Aさーん、シッマー？着いたでー」
俺が声をかけると、３人ともゆっくりと動き出し目を開ける。
ut「俺ら先に行くで？」
大先生はトントン達が起きたのを確認すると、車から降りていく。
それに続くようにゾムも降り、俺も後を追う。
ni「じゃあ俺は先に旅館に行ってるから、終わったら連絡頂戴」
花「了解！また後で！」
兄さんが乗る車を見送り、俺達はらっだぁさんが待つ青鬼の館に向かう。
sha「楽しみやな〜」
貴「そうですね！」
ut「おいあれ…絶対陽キャだわ……」
突然大先生が青鬼の館から出てきた5人の少年達を見ながら呟く。
俺達は楽しそうに話す5人の少年達とすれ違い、その後を目で追う。
するとシッマが5人の内の１人
金髪の少年を見て「読めたぞ…」と声を溢した。
tn「何がや？」
トントンが訪ねるとシッマはニヤリと悪い笑みを浮かべる。
kn「あの金髪の男……グループの裏ボスやな…？暴力的に支配しとるわ絶対」
花「何言うてるの？」
zm「ほっとけ」
コネシマワールドが発動し始め、絶好調のシッマ。
そんなシッマを呆れながら見ていると、不意にﾄﾞﾝｯと誰かにぶつかった。
sha「おっと…」
「あぁ！ごめんなさい！！」
前を見ると白いパーカーを着た男子が勢いよく頭を下げていた。
sha「ん、大丈夫。此方こそごめんな？」
貴「あの…これ落としましたよ？」
少年の頭を上げさせると、隣に居たAさんが何かを拾ったらしく、彼に拾った物を手渡した。
「ありがとうございます…！」
少年はまた頭を勢いよく下げ、Aさんからパンダのキーホルダーを受け取り走って行ってしまった。
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ラビット_(プロフ) - こんにちは〜！今日久しぶりに最初から最後まで読ませて頂きました！いつ読んでもキュンキュンしちゃうぅ〜…。これからも楽しみに更新待ってます！ (2021年5月30日 8時) (
レス) id: bc77977d93 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - シルヴァさん» 好きになっていただけて嬉しい限りです！励みになります。ご指摘もありがとうございます。急いで修正致します。これからも応援よろしくお願い致します。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ラビット_さん» 気まぐれ更新になってしまい申し訳ないです。WT様も登場させてみました！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ミカさん» ゆっくり更新で申し訳ないです。嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - かかしさん» はじめまして。そう言って頂けて嬉しいです。本当にありがとうございます！かかし様の綺麗なお言葉に胸が温かくなりました。これからも頑張っていきますので応援のほどよろしくお願い致します。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2020年2月4日 17時
