じゅうなな ページ18
「ワンコが嬢ちゃんのレッスンを受けたいと駄々をこねておってな...我輩も困っておるんじゃ...」
『えっと.....』
「おっと、自己紹介がまだだったの、
UNDEADのリーダー、朔間零じゃ。」
「はい！おれは羽風薫だよ〜！よろしくね！！」
私と零さんの間に割り込むように入る薫さん。
今だけはほんとに助かった...。ありがとう女好き...。
『あ、存じ上げてます...。 私は...柊です...。』
「柊ちゃんね！ちなみに下の名前は？
教えて欲しいなぁ〜！」
顔を覗き込んでくる薫さん。
うっわ、顔整ってる...相変わらず綺麗な顔...
「Aだろ！柊A！！」
言ったァァ！！
なんで知ってんの大神先輩！！！！
「ひなたから聞いたぜ、！」
ひなたくんのばか！！！
「ん？Aって...」
ほーら！薫さんなんか聞き覚えあるなぁ？って顔してんじゃん！！！
「いや！人違いか！見た目だいぶ違うし！」
おい、ちょっとディスってるよね？この人
女の子なら忘れない薫さんで気付かないなら
零さんはが気づくわけないな！！！よし！！！
「んん？...嬢ちゃんもしかして...Aかぇ？」
気付いちゃったよ！！！！！
あっさり気付いちゃったじゃんか！！！！
『いやー...名前同じな方と間違えてるんじゃないですかね？』
「いや、嬢ちゃんAじゃろ？
元気にしとったかぇ？こんなに髪も伸びて...」
『いやいやいや！勘違いですって！零さん！！』
「零さんって言ってしまってるぞい？」
『あ゛！！！くっそ！！！！』
「相変わらず口悪いのぉ...お主は...」
『あなたは口調変わりすぎなんですよ！！！』
「えっ！？Aちゃんなの！？」
『薫さん、さっき地味にディスりましたよね？』
「わ、ほんとにAちゃんじゃん...」
少し外れたところにいる大神先輩が叫ぶ。
「あんたら知り合いだったのかよ！？」
「何言っとるワンコ、お主も会ったことあるぞい」
『いや、あの頃の大神先輩は零さんしか見てなかった。』
「おや、照れるのぉ...」
「あ゛！？んなわけねーだろ！！！！」
わーぎゃー騒いでいると、チャイムがなる。
『あ、チャイムなったので失礼しますね...』
すっと、先輩達の間を抜けて通り過ぎようとすると
「まぁAや、思い出話に花を咲かせようではないか。」
そう言って何故か引きずられる私。
え？授業は？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1129人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
noppi(プロフ) - 続き楽しみにしてます！！ (2022年5月20日 13時) (
レス) @page21 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
しらすごはん。(プロフ) - 乙狩くんとの追いかけっこ想像してにやにやしちゃいました´･ᴗ･`このお話を考えてくれてありがとうございます！これからの展開楽しみにしてます！ (2022年5月5日 10時) (レス) @page20 id: cbc564f1ca (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - これからも楽しみにしてます (2022年4月22日 7時) (レス) @page18 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - 更新ありがとうございます！更新楽しみです！ (2022年4月17日 1時) (レス) @page16 id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃん(プロフ) - 面白かったです！いつも読まていただいております(●´ω｀●)これからの展開が楽しみです(*‘ω‘ *) (2022年4月6日 16時) (レス) @page12 id: 91edffca38 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：旋菜 | 作成日時：2022年3月21日 0時
