鈍感少女と怪談好き少年

転校生 ページ2

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

アコのことだ。

どうせきっちり時間のこと考えてるんだろうな。

ショウ「甲本ショウです。よろしく。」

先生「ショウくんはお父さんの仕事の都合で
これまではロンドンにいましたが
日本語はペラペラです。みんな、仲良くね？」

「「はーい」」

ユウマ「ちょっとかっこいい男子が来たからって
盛り上がんなよなー女子。」

マリ「いい機会なので席替えしましょう！」

ユウマ「けっ、めんどくせー。」

マリ「うっさいわねー！」

先生「はいはい、静かに！席は･･･そうねー、」

レイコ「先生。」

先生「はい、佐久間さん」

レイコ「あんこの隣が空いてます。」

アコ「げっ」

先生「そうね。じゃあ大空さんの隣に決定！」

アコ「あのー、みんなあんこって呼んでるけど
本名はアコです。大空 アコ。よろしくね(苦笑)」

『アコ、無視されたくらい気にしなくていいよ！』

アコ「う、うん。」

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