同居人が顔面の良さと色気爆走させてる【赤井秀一】 (ページ6)

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さすがに体が縮んだなんて思うわけもないか。

阿笠博士に目線を向けると
博士はハンカチで額の汗を拭きながら苦笑いを浮かべてた。

頬をすりすりしてくるAねぇちゃんに俺は白々しく問いかけた。

「ねぇAねぇちゃん
　お隣の新一兄ちゃんのお家で暮らす事になったって本当？」

先程博士から受け取ったメールの真実を確かめる事に。

「うん、本当よ〜
　これから沢山遊びに来て良いからねコナンくん♡」

開いた口が塞がらないとはこういう事。

(マジで本当だったのか？！)

母さんのやつ....！一体何考えてんだ！？
とりあえず昴さんにこの事を伝えて.....早急に新しい部屋を借りてもらうしか....

「あ、あのね、A姉ちゃん
　今新一兄ちゃんの家には「あ、いけない！」

俺が言い終わる前に何やら慌てて時計を見るA姉ちゃん。

「もうこんな時間！今日夕方から少しだけこっちの友達と会う約束してたんだった！」

じゃ、またねコナンくん！博士もケーキご馳走さま！と言って即座に博士の家を飛び出した。

「あっちょっ...！」

そうだった、忘れてた

どうする！？早く追って事情を説明しないと！
いやとにかく昴さんに...！
母さんにも訳を聞かなきゃだし...！

頭を抱えてるその時、灰原から電話がかかってくる。

「....なんだよ！こんな時に！」

電話に出ると、只事ではない様子の灰原の声が聞こえてくる。

「江戸川くん大変よ！」

「....んだよ灰原、今忙し「吉田さん達が！」え？」

(くそっ！こんな時に事件かよ！)

「博士！車出してくれ！」

「わ、分かった！」

(こうなったら昴さんに電話して、今日は帰らないように頼むしか....！)

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赤井side

「いつの間にやら携帯のバッテリーが切れてしまったようだな」

仕事を終え、工藤邸へと帰宅した。

靴を揃え、長い廊下を渡っている途中、ある違和感に気がつく。

「.....なんだこの荷物の山は」

まるで誰か引っ越してきたとでも言う程の段ボールの量。

それはまだ開封されていなければ
人の影もないようだ。

「ここの住民宛に荷物...か？
　いや、そんな訳がないか」

とにかく携帯を復活させて
ボウヤか有希子さんから連絡がきていないか確かめなくては。