10杯目 ページ10
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何分経ったのか。
こういう時の私の勇気の無さには呆れる。
だいたい、忘れ物なんてしないのに
Jm｢いつまでそこで不審者してるの(笑)｣
『別に不審者ではないですけど。』
Jm｢さっきから上で見てたのにね、
ジンヒョン……(笑)｣
え、あの人が。
Jn｢んー。不審者、早く入れば？(笑)｣
そう言って姿が消えた。
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それよりスマホ
『あのすいません。』
Jn｢まぁまぁ、ゆっくりしてってよ｣
Jm｢ほらこっち。｣
そう言って腕を引かれた。
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連れてこられたのは店内ではなく
階段を登った先にある部屋だった。
私より先に階段を上る彼の後ろに居ると
この前の柔軟剤の匂いがほのかにした。
でも、着いた部屋の珈琲の匂いで全てかき消されたけど。
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『ここは……』
Jn｢俺ん家。｣
Jm｢そこ、座れば？｣
無理矢理。
.
確かによく見れば生活感のある部屋。
でも、珈琲の匂いはかなり強かった。
Jn｢はいどーぞ。｣
『あ、りがとうございます。』
Jm｢そういえばさ今日は｣
Jn｢今日はカラコンしてないんだね。｣
『まぁ、そうですけど。』
Jm｢ヒョン、それ俺が｣
Jn｢その方が俺は好きだよ。｣
『……そ、ですか』
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凛音(プロフ) - 楽しく読ませてもらってるのですが…如何せん誤字が多くて困ってます…。更新する前に目を通した方が良いかもしれないです。 (2020年3月20日 2時) (
レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しし | 作成日時：2019年4月6日 23時
