疑心暗鬼に、恋は期待し難い変動帯【沖田総悟】

５４、恋って何だろう ページ13

お妙ちゃんが…卵焼きもっと練習するわね、バレタインに向けて。と張り切っているのに震えて泣きそうになっていると銀ちゃんが到来した。


「おいおい…震えてんぞ。
病院怖いとか小学生ですか、てめェは」

「あ、銀さん。大変ですよ、ほら見て下さい」


「あぁ？って薔薇ァ！？
聞いてねェよ、いつプロポーズされたのAちゃん！！」

「誰にされんだよ！！教えてくれよ！」


突然意味不明な事を言うものだから、驚く。
挙句の果てにはあんな小さかったのにとかもう意味不明だ。



「これからは告白されたら俺に言え。
それから三者で話し合い及び…「はいはい、おじさんは暖かく見守りましょうね」

誰がジジィだ！俺はまだピチピチですぅ！
ついでにあっちはビンビ…ふがッツ」

…うるさいのは連れて帰るわね。それじゃお大事に」



病院で負傷者出したよ…怖いよ、お妙ちゃん。


銀ちゃんが置いていったお見舞い？の先週号のジャンプを開くと、主人公と思しき男子が壁に女子を押し付けている場面で。

そのページにはでかでかと、恋って何だろう。この気持ちは何だろう…そう主人公の心情が書かれている。



………恋って何だろう。

無意識にページを捲るが次は違う作品だった。
ページを戻せば続くと書かれていて。


結局、分からず仕舞いかぁ。


いや知りたいわけじゃない。
自分には一番縁遠いものだと知っているし。

でも…恋は喜怒哀楽どの感情なのか、何がきっかけで芽生えるのか気になった。
あくまで、気になっただけでこの案件は終わりだ。









________作者より


お久し振りです(＞_＜)
長い期間放ったらかしでごめんなさい。

やらなきゃいけない事が多かったり、スランプだったり…いきなり戻ってきたのでご挨拶及び謝罪をと思い失礼しました。
今日は少しの更新ですが、明日も更新します！
また、よろしくお願いします！


それと前編の文が可笑しな点が多いので、少し修正したいと思っています。内容は変えません。

＊５５、再見舞い→←５３、最弱の夜兎

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