【3部 男主】ジョセフの守護霊やってます【ジョジョ】

十話 ページ12

電柱改めポルナレフはアヴドゥルの知略に負けた。
前話で乞うご期待とか言ったのに戦いの様子飛ばされちゃったよ、これがキング・クリムゾン…まだ先のお話か。

ポルナレフには典明と同じく肉の芽が植え付けられていたようだ。
ジョジョが「肉の芽がなくなって憎めなくなった」なんて言ってたような気もするが気の所為だろう。


ポ「ムッシュジョースター、奇妙な質問をさせて頂きたい。手袋をしている貴方のその”左”腕は”右”腕ではあるまいな？」

ジョセ「一体どういうことかな？」

ポ「妹を殺した男を探している。そいつの腕は両腕とも右腕なのだ」

ポルナレフ、妹が…そうか

ジョセ「…50年前の闘いによる名誉の負傷じゃ」

「聞けポルナレフ！ジョジョは人知れず世界を救った男だぞ！！」

『しかもそれを自分から多くは語らない！そこに痺れる憧れるゥ！！』

花「聞けと言っても聞こえてませんよ、お二人共」

承「やれやれだぜ」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿


妹の仇を探しに行くポルナレフも旅の仲間に加わり、一旦シンガポールまで船で海上を行くことになった。


ジョセ「お前らな〜、学生服で旅を続けるのか、クソ暑くないの？」

花「ガクセーはガクセーらしく、ですよ」

幽霊は幽霊らしくジョジョを涼めてようかな、ただの寒気だけど。


？「離しやがれこのボンクラがーッ！」
船員「静かにしろッ！」

ジョセ「おいどうした！？わしら以外の乗客は乗せない約束だぞ」


皆の視線が船長、それとこっそり乗船していたのであろう子供に集まる。


『んー…？シーザー、あの子』

「女の子だな」

『やっぱり？』


スケコマシが言うのなら間違いねぇ！

女の子は船長から逃げようと、暴れに暴れて海に飛び込んだ。


船員「ま、まずいっスよ。この辺はサメが集まってる海域なんだ」


…マジ？

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