生まれ変わった少女は記憶を取り戻しました！

幼馴染だから キドside ページ6

カ「ただいまーw」

カノはいつもの調子で喋っている。でも本当は欺いてるんだろ？

俺にはそれくらい分かるんだよ…。

シ「カノどこ行ってたんだ？」

カ「ちょっと散歩だよー。」

エ「Aさんの為のパーティーなんですからね！」

モ「あれ？でもAちゃん居なくないですか？」

確かに。カノがAを部屋に連れていった後から見当たらない。

カ「あー、なんかアジト出てったよ？どっか行ったみたい！」

アジトを出た？おかしいな…帰ってくるのが遅い。

キ「本当はどうなんだ？」

カ「…あーあ、キドにはバレちゃったかー。」

明らかに『つまんない』という顔をしている。全くコイツはムカつくな…。

カ「Aちゃん、連れ去られたよ。」

全-カ「！？」

連れ去られた…！？

カ「あ、でも連れ去ったの親戚らしいよー？」

キ「Aは大丈夫なのか…？」

カ「大丈夫！普通に過ごしてたよw」

やっぱりカノは…泣いてるんだよな？分かるんだよ。

幼馴染の勘ってやつか？

キ「Aを助けに行くぞ！」

カ「待ってキド！Aは自分の意思であそこで暮らすって。」

嘘…だろ？じゃあAはこのアジトに来ないのか？そんなの嫌だ…！

カ「隠し事、してるみたいだったしね？」

A…どういうつもりなんだ？

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