大王様は惚れさせたい【HQ】 (ページ10)

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No.009 #姉弟仲ページ10

｢トビオとAちゃんってどんな感じｯ!?｣

それは突然言われた事だった

そろそろ及川先輩来る時間かな〜って思ってると

バタバタ走っている足音共に及川先輩が来て言った

ついでに、

『図書室ではお静かに』と注意したが、軽く流された』

はぁ、

『…と、いいますと？』

｢突然思ったんだよね〜｣

と笑いながら及川先輩は私の隣の椅子に腰を下ろす

及川｢トビオの弱点ないかな〜って｣

『及川先輩、結構飛雄君のこと嫌いですよね』

毎日、昼休み及川先輩の話を聞きながら思ってた

及川先輩、結構飛雄君の事嫌いだ。

嫌いエピソードを実の姉に聞かせるのはどうかと思う

まぁ、好き嫌いは個人の自由だし

私は別にブラコンというわけでもないため、

別に構わないけど…。

まぁ、あの少し抜けてる＆バレー天才くんは何処かで反感くらい買うだろう…くらいに自己完結させてる

『私と飛雄くん別に普通ですよ』

及川｢そんなわけないでしょ〜って言いたいところだけど、なんか普通そう｣

本当に普通だ

うちの家は

両親は仕事で忙しい日が多く、姉は一人暮らし中だから

私は朝ごはん作り担当だ。

飛雄くんとは朝ごはんのリクエストの時か

朝ごはんの時にバレーの話をするくらいしか話さない

後、飛雄くんが中学生の時なら

試合があるから来ないか、と誘われて断る

くらいの会話はしていた

と、及川先輩に教えた

及川｢…ねぇ、話さなすぎじゃない？｣

『そうですかね』

及川｢そうだよ！｣

及川｢えっ、じゃあ普通の会話とかしないの？｣

『ふつう？』

及川｢ほら！今日学校で何した！とか、こんな事があった！とか｣

『あぁ、少し前に、なんかやってバレー部の入部届け受理されなくて頑張ってるって報告受けました』

及川｢それも一応バレー関係のことじゃん！｣

及川｢後トビオなにやらかしたの⁉︎」

及川先輩は

飛雄バレー部入れなかったら、ボコボコにできないじゃん…や、

もしかして仲悪い…？など言ってる

別に仲悪いわけではないはずだ

顔見合せた瞬間、喧嘩とかは無いもの。

ただ、お互い無言なだけ

うーん、他から見たら、これは仲悪いのだろうか