【あんスタ】君たちは言葉の暴力というのをご存知かね？

言葉の暴力35 ページ3

貴「で、でも…写真ってなんの？」

零「お前には悪いけど暴行されてるところとか…机とかまぁ、身の回りだな」

凛「まぁ、たまにしか出来ないけど…机の落書きとかは消してたよ…気づいてなかったかもね」

貴「ううん。気づいてたよ。ありがとう」

凛月くんは少し顔を赤くして顔を逸らした…照れくさかったのかな？案外可愛いかもと思えるね

貴「写真だけじゃ…もみ消されるかも」

それを待ってましたかのように零さんは口元をあげたそれはもう、怖いほどに…

零「まぁ、それもそうだな…」

泉「ねぇ、A…インターネットって怖いよねぇ…ほんとに…」

インターネット……っていうことは。

貴「え！？ま、まさか」

渉「そのまさかですね…この学校の公式サイトに載せました☆」

貴「で、でもそんなことしたらみんなが退学になるかもしれない!!いや、なっちゃうんだよ！」

渉「そうだとしても私は！私達は！あなたを失いたくないんです……元はと言えば私のせいですから」

あぁ、なんて優しいんだろう……そしてなんて私は汚れているのだろう…

貴「私最低だ……莉沙ちゃんたちが苦しんでるっていうのに……嬉しいだなんて…」

零「当たり前だから気にすんな…こんなのまだまだだ」

凛「ホントは生きる必要も無い…けど、そんなことしたらAは泣いちゃうから…」

やんないよと凛月くんがいった…みんなが助けてくれた…

結局公式サイトを見た親達が学校に問い合せて理事長は辞任。娘の莉沙ちゃんも転校していった…二度と会うことは無かった。クラスのみんなも励ましてくれた。それから謝ってくれた。

零「準備とはいえ、助けれなくて悪ぃなA」

貴「いえ、結局助かったのでいいですよ。けど、私のせいで日々樹くんは傷ついてしまったことに変わりはありません…また、こんなことが起こると思うと怖くて…もう、演じれません…」

ありがとうございました。とお礼だけ言ってそれから演じることは無かった。

・*:..｡o○☼*ﾟ・*:..｡o○☼*ﾟ・*:..｡o○☼*ﾟ
これで過去編は終了となります!!長かった…続編まで行ってしまった……(￣^￣゜)

読んでくださった皆さんありがとうございます!!

言葉の暴力36→←言葉の暴力34

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す