【あんスタ】君たちは言葉の暴力というのをご存知かね？

言葉の暴力49 ページ20

泉Side
貴「変な子好きなんだねぇ」

あんたの事言ってんだけどぉ？あんた自分でディスってんだけどぉ？

泉「この鈍感!!」

吉野さんは隅で笑ってるし…隣でブツブツ言ってるAも怖いし…いや、なにしてんの？

貴「よし！多分出来る！泉くんの彼女やる！」

泉「役だけどね。あんたなら出来るよ」

ホントは役じゃなくてあんたの隣に立ちたいんだけど……言う勇気もないんだよねぇ〜

監督「うん、やっぱりいいね。彼女。イキイキしてるよ！僕が大好きなタイプだ！」

Aは次の以上に着替えてくるために一旦部屋を出ていったから聞いてないけど監督に気に入られてるよ？良かったね。この人が気に入ることはほぼないのに……

泉「そうでしょ？監督。俺の自慢の友人ですから」

吉「え、彼女じゃないの！？」

泉「違いますよ…まだ……ね」

吉「ふぅーん？まぁ、あの子鈍感そうだし…頑張れよ！泉!!」

吉野さん絶対力加減わかってない…背中ひりひりするくらい叩かないでほしいんだけどぉ…応援してくれてるから許してあげる…かな

泉「監督…あいつはダメですよ。」

監督「はは！泉くんに言われたら仕方ないね…諦めるよ…」

泉「俺、宝物はそばに…手元に置くタイプなんです。」

貴「え。あ、そうなの？」

俺の目の前に髪を巻いて薄ピンクの女子らしいワンピースを着たAがいた。ほんとに可愛い

泉「は？いつからいたわけぇ？」

貴「うーん、俺、宝物は手元に置くタイプなんです。しか聞いてないよ？って言うかそうだったんだねぇ…初耳」

泉「なくしたくないからねぇ。って、その服絶対吉野さんが選んだでしょ…」

吉「あ、バレちゃった？えー、だって、Aちゃんに似合うと思って〜」

吉野さんはウィンクしてきた。確かにナイスだけど!!だけどね！？

貴「いやぁ〜こんなフワフワしたおなごになれると思わなかったよ〜流石美麗さんMAGIC☆」

泉「おなごとか何時代なわけぇ？」

監督「二人は仲良しなんだね!!」

貴/泉「「違います!!」」

監督「仲いいよやっぱり」

そんなこんなで撮影が終わってあいつも着替えてきて…やたらキラキラした顔で楽しかったやら吉野さんの連絡先GET出来たやら監督にモデルにならないかとスカウトされたとか…そんな話を家に送ると共に聞いてた…

貴「それでね！美麗さんと監督さんと一緒に写真撮ったんだ〜…」

泉「じゃあ、俺とも撮ってよ…ほら、はやく」

貴「うぇ！？ちょ、まっ」

カシャ

泉「ふっ、ブッサイク」

貴「泉くんが急かすから！」

勿論これは保存決定だけど

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