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プロローグ ページ1

蘭ちゃんがMだと分かったのは付き合って間もなくのことだった。




『ねぇ〜、蘭ちゃん構って〜。』




「・・・やだ。」




ここ何時間も本を読んでいて私に構ってくれない蘭ちゃん。




『・・・。』





私は怒って蘭ちゃんの耳にカプリと噛み付いた。




「っ!!!!」




『・・・構ってくれる??』




「バカ女、やめろ。」




私の顔を手でおしのける蘭ちゃん。そんな蘭ちゃんの顔を見てみると赤くなっていた。




『・・・耳、弱いの・・・?』




「は?んなわけねぇじゃん。」




・・・耳、赤くなってるよ蘭ちゃん。




私は少し意地悪したくなってもう1度蘭ちゃんの耳を甘噛みしてみた。




「っんっ!!!」





・・・あ、声出た。可愛い・・・・・・。





『ねぇねぇ、耳弱いんでしょ??』





「・・・・・・。」





否定しなくなった蘭ちゃん。いつも大人だったからこういう一面見れて嬉しいなぁ〜。




「・・・・・・しろ・・・・・・。」




『・・・ん?』




「もっと強くしろよ・・・。」





蘭ちゃんは頬をふくらませながら言ってきた。私まで顔が熱くなった。



「・・・ん。」





顔を近づけてくる蘭ちゃん。私はそのままもっと強く噛んだ。





「・・・っっ!!」





噛んでも噛んでももっと強くしろって赤くなりながら言ってくる蘭ちゃん。




・・・もしかして・・・・・・。




『蘭ちゃんってM?』




「は?ちげーし。」




目を逸らしながら言ってくる蘭ちゃん。




・・・いや、絶対Mだ・・・・・・。





・・・これはいいことを知った・・・。

世間で噂の壁ドンというものをしてみたい。→



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蘭さん推しの馬鹿 - 蘭ちゃんM、、、かわゆ((( 更新たのしみ! (2021年9月30日 18時) (レス) @page7 id: d2d5035906 (このIDを非表示/違反報告)
とり - 蘭ちゃんのM、、、最高ですね!! 蘭ちゃんSじゃなくてMだったのでは?と思いました!本当っっ、、、に神です!! (2021年9月26日 14時) (レス) @page5 id: aba2220824 (このIDを非表示/違反報告)
Anna - この小説、とっても楽しいです更新楽しみにしてます!! (2021年9月26日 10時) (レス) @page5 id: e092457668 (このIDを非表示/違反報告)
夜空と暁(プロフ) - すきぴ (2021年9月21日 18時) (レス) @page5 id: 3b02c3cd6d (このIDを非表示/違反報告)
莉兎(プロフ) - 蘭ちゃんのMめっちゃ好きです…!見た目Sだけど蘭ちゃんはMです!ニヤニヤしながら見てます。更新頑張ってください‼︎ (2021年9月21日 16時) (レス) id: 3ff94a678d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玲音 x他2人 | 作成日時:2021年9月12日 21時

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