68話 ページ28
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「･･･これからどうしよう」
勢いで出て来たが何も計画がなく途方に暮れる
幸い、携帯はあるので1日くらいは大丈夫そうだが寝る場所が無いし、着替えも明日の学校の荷物も無い
「困ったなぁ〜…」
「Twinkle, twinkle, little star,
How I wonder what you are!」
取り敢えず歩こうとフラフラと歩く
公園の前を通りかがった時だった
海「A？」
背後から聞こえた声に振り返るとコンビニの袋を持ち驚いた顔の海斗が居た
「海斗だ、どうしたのこんな所で」
海「七緒と買い物のジャンケンで負けたんだよ」
そっぽを向き拗ねたような海斗は私の顔を見るとギョッと表情を変える
海「その顔どうしたんだよ、」
「これ？喧嘩したら叩かれちゃった」
お退けて笑うとコンビニの袋の中から冷えた飲み物を取り出し私の顔に当てた
「いいよ、そんなに気使わなくて」
海「腫れたら困るだろ」
いいからさっさと持てと海斗は言って私に無理矢理持たせた
「ありがとう〜」
海「で、何があったんだよ」
海斗はズイッと顔を近づけ私に話させようとする。
嫌だと言うが海斗は中々引き下がらないため渋々話す事に…
何時までも道路の真ん中で話している訳にもいかないので公園のベンチに座る事になった
話し終えると海斗は感慨深い顔をした
「よくある話だよ」
海「そうでもねぇだろ」
「真逆！私の身の回りで起きた事って実は誰にでもある可能性なんだよ
だから、気にしてもいられない！今はただ大会の事に集中しないと、ね？」
海「何かあったら言えよ」
「ありがとう海斗」
じゃあ、帰るねと海斗に言うと送ると言われた。家に帰る気は全くなかったのでどうしようかと頭を働かせ、雅兄の家に行くと言うと矢張り送ると言われた。
絶対行かないと見抜かれてる…。
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スイ(プロフ) - 沙絢さん» ありがとうございます！学校の方が始まり更新があまり出来ませんが気長に待って頂けると幸いです！ (2019年1月16日 22時) (
レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
沙絢 - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！応援してます(^^) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 0dd7d43814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2019年1月7日 16時
