52話 ページ12
海「俺は出るぜ！」
海斗は耐えきれずに叫んだが双子はあっさりと返した
万「え？それがどうしたのさ」
千「まさかのまさかだけど愁に張り合おうとかぁ？ぽっと出の弱小弓道部が県トップの桐先高校のエース藤原愁にぃ？」
万「うわ！かっけぇ！」
当然、馬鹿にしてだ
海「てめぇら！」
七「ダメだよかっちゃん」
「そうだよこんなのに相手する必要はないよ」
本当に何も性格が変わっていないな、この双子は
千・万「はぁ？」
「なに？文句でもあるの？」
私と双子はずっと睨み続ける
佐「千一、万次お前らもだ」
本「大悟、2人を連れてってください」
佐「任せろ！
おらこい！量産型ども！」
千「量産型って」
万「ひでぇ！」
軈て首根っこを掴まれて双子は強制的にこの場を去った
(いつか絶対殴る)
あの双子だけはどうも嫌いだ
根本的に性格が合わないのだ、こういう人もいるよね、うん。仕方ない
本「久しぶりですね。君は竹早くんでしょう？それに君は鳴宮くんですね。
あの2人にはよく言って聞かせるのでここは収めてください」
静「はい」
本「君もいいですか？宮村さん」
「構いませんよ」
本「ありがとう」
本村さんは安心したように笑いまた私に話しかけた
本「君は桐先への推薦が来ていたはず…なのに何故風舞へ？」
何故そんな事を知っているのかは定かでは無いが答えても損にはならないし…この人は信頼出来る
「…此方の方が楽しいからですよ。
私は自由に伸び伸びと弓道をする事が好きなので」
それもあるけど…新しい所で弓道をしたいと思ったのもあった
本「此方にそれがないと？」
「はい」
本「そうですか…。
此方に来て頂けなかったのは本当に残念でした」
それではと人当たりのいい笑みを見せ桐先高校の方に踵を返した
藤原愁は湊に何かを話し歩き去った
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スイ(プロフ) - 沙絢さん» ありがとうございます！学校の方が始まり更新があまり出来ませんが気長に待って頂けると幸いです！ (2019年1月16日 22時) (
レス) id: ef0564ef41 (このIDを非表示/違反報告)
沙絢 - 凄く面白いです！これからも頑張って下さい！応援してます(^^) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 0dd7d43814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：卯月@スイ | 作者ホームページ：http://weareasas
作成日時：2019年1月7日 16時
