【ヒプマイ】3年前、俺の前から消えた女【碧棺左馬刻】

3年前、俺の前から消えた女 ページ37

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3年前、俺の前から消えた女は
3歳の双子と偶々俺様の前に現れた

男女の双子

男の名前は恋牙

女の名前は蝶羽

双子は俺達の子供で髪はA似、瞳は俺似
恋牙は全体的に俺似で蝶羽はA似


そんな双子のお陰なのか俺達はまた一緒に居られるようになった



左「ってめ、待て恋牙！服着ろ！」


恋「うわぁー！！！」


左「待てこら！！！」


「何してるのよ左馬刻

あら、蝶羽ちゃんと髪拭いた？」


蝶「拭いたわ母さん！
今日は何のおやつを作ってるの？」


「今日はね、パウンドケーキよ」


恋「え！ほんとか！」


「恋牙服着ないとダメじゃない
左馬刻もちゃんと服着て！」


左「あちぃんだよ」


「ったく、恋牙バンザーイ」


Aは俺様に大切な子供と贈り物、最高の幸せをくれた


左「A愛してる」


キスをすれば微笑んでくれるAが隣にいる




「私もよ左馬刻」


恋「俺は俺はー？」


蝶「私はー？」


可愛いガキがいる


左「ﾊｯ、愛してるに決まってんだろうが」


Aが安らぎと幸せをくれた
ガキ共が幸福をくれた




俺様は世界で一番の幸せもんだ




もう愛おしい女は探さねぇ


何故なら

3年経ったある日

俺の前から消えた女は溢れんばかりの幸せを持ってきた

小さな愛おしい娘と息子を連れて来たからだ


これからも大切な家族と仲間だけは絶てぇ守る


俺達の左手の薬指に輝くモノにそう誓った──









〜Fin〜

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