【ヒプマイ】3年前、俺の前から消えた女【碧棺左馬刻】

どうか私を嫌いになって ページ32

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「でも…それでも私は！･･････キミの前から姿を消してでもあの子達を産みたかった」



声は弱々しいがその目は覚悟と決意が含まれていた


左「…そうか」



「勝手に産んでごめんなさい…でも後悔はしていないの…勝手でごめんなさい…。
もう、私達はキミの前には姿を見せないから
左馬刻は左馬刻の人生を送って」



左「何言ってんだよ！！」



「ごめん、ごめんね…左馬刻の足枷になりたくない、左馬刻の邪魔になりたくないの…お願い、私の事嫌いになって」



目に溜めていた涙をポロポロと流した
Aが泣いた事にも驚いた────が
それよりも全てが俺の為だと言われた事に驚きを隠せなかった


左「なれる訳ねぇだろ！」


左「テメェはそうまでして…俺との子供を守ってたんだろ！」



守ってくれていたことが嬉しかった


「私の勝手な判断が…左馬刻を不利にする事になる」


左「ならねぇ俺がさせねぇ」


「左馬刻…」


その時初めてAが名前を呼んだ
先程までみたく悲しげに名前を呼ぶのではなく呆然と名前を呼んだ



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更新が遅れて申し訳ありません！
テストが終わったので更新再開します！

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