乙骨憂太【ドS】説

その8 とある説 ページ9

。



『あれ、憂太…？真希は？』

「禅院さんなら五条先生を連れて先に行っちゃったよ。僕はAさんと一緒に来るように言われたんだ」

『そっか。じゃあ早く行こ』

「待って！多分五条先生達は外で待ってくれてると思うし、ゆっくり行こう？病み上がりなんだから」

『え、あ、うん……いいよ』



憂太は私の腕を軽く引いて、少し含んだ笑みをこちらに向けた。この際、病み上がりという言葉が私の状況に合っているのかは置いておくことにしよう。

憂太とのんびり歩きながら出口に向かう。この病院は意外と広かったらしい。そして荷物を憂太に奪われるような形で持たせてしまった。

この間から憂太は過保護というか、少し、私をからかってると言うか…



「Aさん、大丈夫？もし辛かったら僕運ぶけど」

『いや、憂太真希と子供二人で手一杯だったじゃん。荷物もってくれてるし、それだけで十分助かってるよ』

「？ 女の子の荷物を持つのは当然だよ。それに、Aさんは可愛いから何でもしたくなっちゃう」

『………ﾊｯ！？ナニ イッテンノ！？』



この瞬間、私の中でとある説が出された。





【乙骨憂太 私を里香ちゃんの玩具にしたい説】





『これしかない』

「何か言った？」

『何でもない。行こっ真希が待ってる』

「あれ、五条先生は…？」

『高専に入ったばっかの憂太に教えてあげるけど、基本的に悟(バカ)は気にしなくていいの』

「意外と辛辣なんだね……」




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こんばんは私です。皆さん評価、お気に入り追加、コメントありがとうございます。とても励みになってます。

ここで謝罪なのですがここまででS要素ある？大丈夫そ？
乙骨ただの好きbotになってない？？？

今後早めにくっ付けて見せつけてやります((何を

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