# 苦ではない ページ8
『そんなのでいいんですか』
「って言ってるそばから敬語やけど
そんなんでこれから大丈夫なん? 」
少し笑った彼 。
私はむっとして彼の歩くスピードに
追いついた。
『タメ語くらい話せるよ、
そんなに友達居ないように見える?』
そう聞くと、彼は真顔で3文字。
「見える」
私は無言で通学バッグを彼にヒット。
「痛 っ … 。ちょっと待ってや
酷ない?」
『うるさい。さっさと歩け、ばか兎。』
「急に口悪すぎやろ… w 」
『知らない』
スタスタと歩き、職員室のドアを
軽くノックする。
(こんこんっ)
『失礼します、雪音』
「と有栖ですー」
かなりの早歩きだったつもりだが
一体どんだけ早いんだこの人。
「入れー」
『失礼します』「しゃーす」
「有栖やり直し」
「言われてんで、雪音さん」
『君だよ、あほ兎。』
「おー、なんか仲良くなってんじゃん」
『先生仕事しすぎて頭おかしく
なりました?』
「なんで教師にまで毒舌になってんだお前」
『そこの有栖って人のせいです』
「じゃあ宿題2倍だな」
「なんでやねん w」
『 www 』
「お、珍しく笑ったな。雪音さん」
『え、あ…確かに』
「ええ事やね」
「なんだー?有栖、よく雪音のこと
見てんのか??」
「…見てますよ。
よく数学でぼーっとしt」
『はい帰るよ、先生失礼しますー』
「弱い力で地味に引っ張んなや …」
『文句言うくらいなら不必要な事
言わないでさっさと歩いてよ』
「はいはい 、、」
『「失礼しましたー」』
そして、ドアを閉める時、
数学教師の声が聞こえた。
「あいつら、タイプ違うから一緒にいると気まづいかと思ったけど…。思い違いだったか。しっかし、意外にいいコンビかもなぁ…」
「 〜 ♪♪ 」
有栖くんには聞こえてないみたい。
私はなんとなくほっとしながら、
職員室のドアを完全に閉めて歩き出した。
私が彼といいコンビ ?ないない 、(笑)
でも、
一緒にいても苦ではないかな ( 笑 )
私は少しだけ足を早めた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
またのお越しを。
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翠恋依(プロフ) - スズメロディーさん» 御久しぶりです!そうコメントを頂けて嬉しいかぎりです。他界隈までありがとうございます…(泣)、効率よく更新出来るよう尽力致します! (4月12日 19時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - りんごあめさん» りんごあめさん、お久しぶりで御座います!私も吃驚しております…笑。精一杯更新頑張りますっ!! (4月12日 19時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - ひーいれりすさん» お久しぶりです!!こちらこそ、そんなに喜んで貰えて光栄です…!あ、ぜh(( (4月12日 19時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
翠恋依(プロフ) - 兎和さん» こちらこそ久しぶりの投稿となり申し訳ないです…。コメントありがとうございます!感想を貰えて幸せです。これからも宜しくです!! (4月12日 19時) (レス) id: 7264d0253a (このIDを非表示/違反報告)
スズメロディー(プロフ) - 久しぶりです!更新ありがとうございますっ!嬉しすぎますっっ!他界隈の小説書いてたの分かってますのでゆっくりで大丈夫です!(そっちも実は見てました)これからも楽しみに待ってます!! (4月12日 12時) (レス) @page32 id: 4f5aa4fdcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翠恋依 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/d21db535ba2/
作成日時:2023年12月22日 15時