･ホグズミード 〇 ページ10
授業終わりにリリーと次の授業の話をしているとシリウスから手招きをされた
『？どうしたの？』
シ｢あーえっと、来週の土曜さ……｣
ずっと横を向きながら口をもごもごさせるシリウスに首を傾げる
来週の土曜？……少し考えてﾋﾟﾝときた
『ホグズミードのこと？』
シ｢そ、そう！誰と行くか決めたか？｣
『リリーとミーシアと行くつもりだけど』
シ｢そう、だよな｣
ｼｭﾝと犬の耳が垂れるのが見えるようだ
本当はシリウスと行きたい。けれど自分から言うのは気が引けた
如何せん、彼は自分に近づいてくる女子が嫌いと言うのだから私もそれになりさがる訳にはいかない
シ｢次の授業早く行かないと遅れるし、行くか｣
『えぇ、そうね』
お互い何も発することなく廊下に2人の足音だけが響いた
･
『ええ？！？！』
ミ｢ちょ、A声がでかい！｣
『ご、ごめん』
怒涛の1日が終わり女子部屋でリリー、ミーシアと来週のホグズミードについて話していた
リ｢それじゃあ私とAの2人で行く？｣
『そうね』
ミ｢本当はもっと早く言おうと思ったんだけど｣
『気にしないで』
なんとララに続いてミーシアにも彼氏(になるかもしれない)がいたのだ
同寮の2年生でまだ顔を知らないミーシアの想い人はホグズミードに行くことが出来ないため、談話室でゆっくり過ごしたいとの事
ミ｢Aはブラックに誘われてないの？｣
『ｯ……うん』
リ｢あの男こういう時に限ってチキンだなんて｣
『やっぱり私から言うべきなのかな、でもそれで断られたら』
そんな考えがぐるぐると頭の中を駆け巡る
ミ｢まぁ、もう少し待ってもいいんじゃない？｣
『うん……』
まだシリウスに対しての想いを気づく前はこんなに悩むことなんてなかったのに
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枝水晶(プロフ) - 素晴らしいストーリーでした！ありがとうございました！！ (2022年3月21日 14時) (
レス) id: 22c04cac53 (このIDを非表示/違反報告)
Kasisu(プロフ) - はい！！これからも更新頑張ってください！！ (2021年1月19日 7時) (レス) id: b0ea00fee7 (このIDを非表示/違反報告)
カホ(プロフ) - ありがとうございますヽ(；▽；)ノ不定期になると思いますが少しずつ更新してけるよう頑張ります！ (2021年1月18日 23時) (レス) id: ca927d261a (このIDを非表示/違反報告)
Kasisu(プロフ) - 続きずっと待ってました！！今回のお話とっても面白かったです！！ (2021年1月18日 20時) (レス) id: b0ea00fee7 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - 続きを楽しみにしています！ (2020年12月9日 16時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ x他1人 | 作成日時：2020年11月1日 22時
