･ 共闘 〇 ページ27
夕食の後、恒例となっているアニメーガスの特訓の時間
何故かジェームズに両腕を握られ頭を下げられていた
『ちょ、ジェームズ？頭を上げて？』
ジ｢頼む！君にしか頼めないんだ！｣
さっきからこれを繰り返している
他3人は面倒くさいのを察知してか関わろうとしない
『分かった！分かったからまず説明して』
ジ｢本当かい？！恩に着るよ！｣
『それで？私は何をすればいいの？』
ジェームズの話によるとリリーに口説かずどうやってパートナーに誘えばいいのか分からない。リリーを誘うまでサポートして欲しい
とのこと。
何とかリーマスの助言によりリリーに嫌がられたり無視されることは無くなったらしいが、普通の会話がジェームズ曰く難しいらしい
『だから最近リリーに話しかけなかったのか』
ジ｢朝の挨拶とか授業の時は問題ないんだけど、何も無い時に何を話せばいいのかさっぱりなんだ｣
『まぁ、今までは口を開けば口説いてものね』
ジ｢今だって気を抜いたらリリーに愛の告白をしてしまいそうで大変なんだよ｣
『普通はあんだけ言われたら照れてもおかしくないと思うんだけど』
リリーには逆効果なんだよなぁ
ジ｢リーマスに出会い頭に誘うのはOUTって言われて、僕はどうすればいいんだい？｣
『んー、中庭とか人通りの少ない廊下で誘えばいいんじゃない？』
ジ｢リリーは着いてきてくれるかな｣
『私がそこまでリリーを連れていくわ』
ジ｢！それならいけるかもしれない｣
日にちと時間を決めて今日はお開きとなった
寮に戻り部屋の前で別れるまでずっとジェームズはありがとう、ありがとうと嬉しそうに連呼していた
ミ｢また図書館に行ってたの？｣
『えぇ、あそこは落ち着くからお気に入りなの』
リリ｢あまり遅くなりすぎないようにしなよ｣
『わかってるよ』
今日出された課題をやっていたリリーを見る
リ｢？｣
ジェームズは本当にリリーの事を大切に思ってるんだとこの数時間の間にひしひしと感じた
きっとリリーが彼の一途さに心を許す日は近いんじゃないかと根拠はないが頭の中で考える
『ねぇリリー、明後日のお昼に着いてきてほしいところがあるの』
リリ｢明後日？｣
『そう』
リリ｢別に明日でもいいけど｣
『いいえ、明後日がいいの。それじゃあ忘れないでね。おやすみ』
リリ｢？おやすみ｣
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枝水晶(プロフ) - 素晴らしいストーリーでした！ありがとうございました！！ (2022年3月21日 14時) (
レス) id: 22c04cac53 (このIDを非表示/違反報告)
Kasisu(プロフ) - はい！！これからも更新頑張ってください！！ (2021年1月19日 7時) (レス) id: b0ea00fee7 (このIDを非表示/違反報告)
カホ(プロフ) - ありがとうございますヽ(；▽；)ノ不定期になると思いますが少しずつ更新してけるよう頑張ります！ (2021年1月18日 23時) (レス) id: ca927d261a (このIDを非表示/違反報告)
Kasisu(プロフ) - 続きずっと待ってました！！今回のお話とっても面白かったです！！ (2021年1月18日 20時) (レス) id: b0ea00fee7 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - 続きを楽しみにしています！ (2020年12月9日 16時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ x他1人 | 作成日時：2020年11月1日 22時
