･土曜日 〇 ページ13
ついに土曜日が来た
髪や服を入念にチェックして集合場所にリリーと向かう
『これおかしくないかしら』
リリ｢Aはなんでも似合うんだからそんなに気にすることないわよ｣
緊張でそわそわしているAに対してリリーは心底不服そうな顔をしていた
『リリー、まだ怒ってる？』
リリ｢貴方には怒ってないわ。あの男さえ授業中に話しかけてこなければこんなことにならなかったのに｣
先週の薬草学でリリーとジェームズは3度目の注意を食らい減点された挙句 仲良くしなさい とホグズミードに2人で行くように言われたらしい
確かにジェームズが話しかけてきたのが事の発端ではあるがジェームズに賛同してしまった自分にも非があるのではとAは申し訳なく思っていた
シ｢ボルベール！｣
『ぁっ、えっと、おはようシリウス！』
シ｢おう｣
既に集合場所には私服姿の悪戯仕掛け人達がいた
『リーマスとピーターは2人で回るの？』
リ｢あぁそうだよ。｣
ピ｢ハニーデュークスに行くんだ｣
『お菓子のお店ね！私も行きたいわ！』
そう言ってシリウスの方を向けばﾆｶｯと笑う
シ｢お前の行きたいとこ全部行こうぜ｣
『でもそれじゃあシリウスの行きたいとこに行けないわ』
シ｢ボルベールが楽しけりゃ俺はいいんだよ｣
『ｯ、ぁ、ありがとう』
･
全員集まったことを確認して先生引率の元ホグズミード村へ向かう
『わぁ』
ホグズミードに着くと色んなところからいい匂いがしてくる
どこを見渡しても楽しそうで思わず感嘆の声が漏れた
シ｢最初はどこから行く？｣
『んーあのお店なんてどう？』
何となく近くのお店に入ると雑貨屋のようだ
中は暖かく冷えきった体が溶けていく
ぐるっと店内を歩き回っていた時ふと1つのスノードームが目に付いた
シ｢なんかいいのあったか？｣
『このスノードーム素敵じゃない？』
シ｢俺には全部一緒に見えるな｣
『もう、そんなことないわよ』
そのスノードームは手のひらサイズの小さいもので中には木の下で抱き合う男女が立っている物
なぜだか分からないけどとても惹き付けられる
シ｢そんなに気に入ったなら買ってくか？｣
『いいえ、まだホグズミードに来たばかりだもの。帰りにするわ』
シ｢そうか、じゃあそろそろ次行くか｣
『えぇ』
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枝水晶(プロフ) - 素晴らしいストーリーでした！ありがとうございました！！ (2022年3月21日 14時) (
レス) id: 22c04cac53 (このIDを非表示/違反報告)
Kasisu(プロフ) - はい！！これからも更新頑張ってください！！ (2021年1月19日 7時) (レス) id: b0ea00fee7 (このIDを非表示/違反報告)
カホ(プロフ) - ありがとうございますヽ(；▽；)ノ不定期になると思いますが少しずつ更新してけるよう頑張ります！ (2021年1月18日 23時) (レス) id: ca927d261a (このIDを非表示/違反報告)
Kasisu(プロフ) - 続きずっと待ってました！！今回のお話とっても面白かったです！！ (2021年1月18日 20時) (レス) id: b0ea00fee7 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - 続きを楽しみにしています！ (2020年12月9日 16時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ x他1人 | 作成日時：2020年11月1日 22時
