･ ☆ ページ11
ジェ｢君いつも堂々としてるくせにボルベールのことになるとほんとダメダメだね｣
『うるせえ』
今日の３限終わり意を決して誘おうとしたがボルベールの顔を見てるとどうも俺は話せなくなるらしい
ジェームズやエバンズとか複数人ならなんも考えずに話せるのに
ジェ｢いいかい？君がボルベールを誘えば必然的に僕はリリーを誘いやすくなるだろう？だから明日！今度こそボルベールを誘うんだ！｣
要は自分のためじゃねぇかよ
でも早くしないと本当に行けなくなっちまう
『わかったよ』
･
お昼頃、たまたま大広間に向かう途中にボルベールを見つけた
『ボルベール！』
夢｢ぁ、シリウス。1人なの？｣
『おう。ちょっとこっち来てくれ』
廊下には生徒が大勢いて両者とも有名人のため視線がビシバシ突き刺さる
直ぐにボルベールも察して一通りの少ないところまで移動する
『昨日の話なんだけど』
夢｢？｣
『良かったら俺とホグズミードに行ってくれないか？！』
首を傾げて身長的な問題で見上げるボルベールに可愛いと思いながら半場ヤケクソで問い掛けた
夢｢ぇ……｣
やっぱり困らせたか？
夢｢それって2人で？｣
『ｯ、あぁ。』
そもそもエバンズ達と行くって言ってたから断られるんだろうな
だがそんな考えとは裏腹にボルベールはﾌﾜｯと微笑み口元を持っていた教科書で隠した
夢｢嬉しいわ、それじゃあ土曜日楽しみにしてる｣
それだけ言うと小走りで大広間へ行ってしまった
なんだ今の表情は？！
照れてたのか？あれ。
しかも嬉しいって！
今のシリウスの顔は口角が上がりニヤニヤとしていて彼に思いを寄せていた女の子たちは一瞬で恋など冷めてしまうんじゃないだろうか
･
昼食の後の薬草学でシリウスはジェームズに経緯を話した
ジェ｢でかした相棒！｣
『俺は自分のために誘ったんだ。』
ジェ｢じゃあ僕は授業終わりにでもリリーを誘うことにしよう｣
『おー頑張れ』
相棒の応援よりも今頭の中を占めているのはボルベールのことばかり
どんな格好で来るだろうか
ボルベールが好きそうなものは何か
どうしたら喜んでもらえるのだろうか
楽しみで仕方がない
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枝水晶(プロフ) - 素晴らしいストーリーでした！ありがとうございました！！ (2022年3月21日 14時) (
レス) id: 22c04cac53 (このIDを非表示/違反報告)
Kasisu(プロフ) - はい！！これからも更新頑張ってください！！ (2021年1月19日 7時) (レス) id: b0ea00fee7 (このIDを非表示/違反報告)
カホ(プロフ) - ありがとうございますヽ(；▽；)ノ不定期になると思いますが少しずつ更新してけるよう頑張ります！ (2021年1月18日 23時) (レス) id: ca927d261a (このIDを非表示/違反報告)
Kasisu(プロフ) - 続きずっと待ってました！！今回のお話とっても面白かったです！！ (2021年1月18日 20時) (レス) id: b0ea00fee7 (このIDを非表示/違反報告)
安仙任(プロフ) - 続きを楽しみにしています！ (2020年12月9日 16時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ x他1人 | 作成日時：2020年11月1日 22時
