〇 新学期 ページ8
翌日の裁判はダンブルドアのおかげで無罪となり心做しかみんなの表情が明るくなった気がした
・
そうして日が経ちあっという間に5年生としてホグワーツに行く日が来た
何が起こるか分からないため前にムーディとニンファドーラが歩き
その数メートル後ろをハリーが歩く
なんだか異様な光景だけどこのご時世だからね
そんなハリーの後ろ姿を見ながら母親と父親(黒犬)と並んで歩く
母｢もう……危ないから家にいてって言ったじゃない｣
シ｢ﾜﾌｯ｣
母｢あ、ちょっと｣
母を一瞥してハリーの方へ歩いていく父にため息を零し私の頭を撫でた
『ハリーのことすごく心配してたからね』
母｢学生時代から何も変わってないわ、まったく｣
『なんか想像出来る』
階段を降りて待合所に入っていくシリウスとハリーを見届けて先にホームへと向かう
『ハリー達何話してるのかな』
母｢彼のことだから両親の話でもしてるんじゃないかしら｣
『私もハリーの両親見てみたかったな』
母｢……きっと2人なら娘の様に貴方のことを愛してくれたでしょうね｣
"私たちみたいに"
駅の騒音に掻き消されそうなほどの声で囁く母はどこか優しい顔をしている
ﾊｰ｢ハリーが来たわ｣
『列車も来てるはずだから早く9と4分の3番線に行こう』
母｢気をつけてね｣
『お母様は来ないの？』
母｢私は魔法省に行かないといけないから、それに彼をあまり人混みに連れて行きたくないの｣
いつの間にか母の横にいたシリウスが顔をあげてﾜﾝｯと鳴く
しゃがんで目線を合わせるとｿｯと頭を私の体に擦り付けた
『お父様の分もハリーのそばにいるから、心配しないでね』
シ｢ｸｩﾝ｣
ﾊｰ｢リア！置いてくわよ！｣
『ぁ、待って！すぐ行く！……じゃあ、行ってきます』
母｢いってらっしゃい｣
シ｢ﾜﾌｯ！｣
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りかこ(プロフ) - とても面白いお話でした！話の展開がスムーズだし、文章も内容もスッと入ってきて一気に読みました！更新楽しみにしています✨ (2月28日 20時) (
レス) @page21 id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)
岡Ｐ(プロフ) - お話とても面白かったです。更新楽しみにしています。 (2月15日 2時) (レス) @page19 id: e3d27a2b53 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - とても面白くて一気に全部読んでしまいました。更新気長に待ってます！ (6月20日 6時) (レス) @page10 id: 0028381799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるーあ | 作成日時：2022年12月23日 15時
